【藤本順一、上杉隆の言いたい放談】2013年2月2日掲載紙面から
女子柔道のロンドン五輪代表選手を含めたトップ選手15人が柔道女子監督の園田隆二氏(39)やコーチ陣から暴力やパワハラを受けたとして、全日本柔道連盟や日本オリンピック委員会(JOC)を告発する前代未聞の騒動が明るみに出た。本紙「永田町ワイドショー」藤本順一氏、元ジャーナリストで公益社団法人自由報道協会理事長の上杉隆氏が、柔道界だけでなく、日本のスポーツ界にはびこるあしき体質の是非を論じた。
藤本:柔道のパワハラ問題で大騒動になっているね。折しも1日には教え子の女子柔道部員を暴行したとして準強姦罪に問われた五輪金メダリストの内柴正人被告(34)に対し、東京地裁は懲役5年の実刑判決を下しています。柔道が日本のお家芸なんて言えたザマじゃないよ。
上杉:全柔連やJOCの対応はなんともお粗末でしたね。昨年9月に女子選手が暴力行為を全柔連に訴え、園田監督に厳重注意を出していたのに公表されることはなかった。不満の選手側がJOCにも告発し、ようやく明るみに出たが、JOCは全柔連に再調査を指示し、全柔連は再び園田監督に戒告という大甘処分。1日になって進退伺を受理する形で園田監督の辞任が決まった。
藤本:全柔連やJOCの幹部連中も現場の監督、コーチと同罪ですよ。自己保身のために事件を握りつぶそうとしたのが、まさに共犯関係であることを物語っています。園田監督一人が辞めて済む話じゃない。
上杉:全柔連やJOCに問題や組織の体質を改善する力はないですよ。お偉いさん方も自分たちが同様のことをやってきたバツの悪さがあるし、今の立場を守りたいがために後輩を厳しく罰せられない。本来なら事実関係の調査で、利害関係がない人で構成された第三者委員会を真っ先に立ち上げ、選手側からも代表者を出して、ヒアリングする必要があった。米国のように議会で小委員会を設置し、場合によっては刑事告発も含めた厳しい姿勢で臨まないと選手たちを守れませんよ。
藤本:鉄拳指導は柔道に限らず、日本のスポーツ界全体に蔓延するあしき伝統です。指導する側に選手育成の技術、経験が不足しているからつい手を出してしまうのでしょうが、殴られる方はたまったもんじゃない。内柴被告の例を持ち出すまでもなく、強い選手が良き指導者になるとは限らない。選手に結果を求める前にまずは指導者の育成、充実が先決です。
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