« 総選挙 民主党居残り組の当落まとめ | メイン | 総選挙 注目の候補の当落まとめ »

2012年12月17日 (月)

総選挙 野田内閣の当落まとめ

えー 正直言ってかなり疲労困憊です(笑)。

腱鞘炎寸前で目がショボショボしながら頑張っております。

誰に頼まれたわけでもないのに総選挙の結果をあれこれまとめて何が楽しいんだか…と我ながらウンザリするわけですけれども、それでも「いや!やらねばならぬ!」と思わせる何かがあるんですよねぇ…。

言うまでもなく3年3カ月続いた民主党政権に対する恨み辛み憤り憎しみ…の類です。

 

「元を辿れば民主党」議員の 末路 当落をまとめ、「民主党居残り組」議員の当落をまとめ、さぁ~て 来週のサザエさんは お次は民主党政権の権化(!)である閣僚の当落をまとめます。

今回の総選挙の見どころ(?)はざっくり3点あると思っています。

  1. 自由民主党の圧勝
  2. 日本未来の党(実質「小沢党」)の壊滅
  3. 民主党政権の閣僚(経験者含む)の大量落選

の3本です!ンガクック!

 

…疲れの影響で妙なテンションになっていることをお許しいただきたいと思います(笑)。

 

ここでは3点目の閣僚大量落選をまとめたいと思います。

改めて見るとずいぶん落選してるんですねぇ~♪

閣僚8人、経験者10人が落選=菅前首相は比例で復活【12衆院選】 - 時事通信(17日 7:45)

 民主党は16日投開票された衆院選で歴史的大敗を喫し、連立を組む国民新党と合わせ、現職閣僚8人が落選、閣僚経験者も10人が国会から姿を消した。閣僚の落選は現行の小選挙区比例代表並立制導入後最多で、民主党への逆風の強さを浮き彫りにした。

 落選した閣僚は、民主党の樽床伸二総務相、城島光力財務相、田中真紀子文部科学相、三井辨雄厚生労働相、藤村修官房長官、小平忠正消費者担当相、中塚一宏金融相の7人と、国民新党の下地幹郎防災担当相。

 自民党が大敗した2009年の前回衆院選では、与謝野馨財務相(当時)ら6閣僚が小選挙区で敗れたが、いずれも比例代表で復活し、落選は免れた。

 一方、閣僚経験者で落選したのは、官房長官経験者の平野博文、仙谷由人両氏や川端達夫前総務相ら。菅直人前首相や横路孝弘前衆院議長は小選挙区で敗れたが、比例で議席を得た。

 このほか、大物候補では自民党の加藤紘一元幹事長が落選。新党日本の田中康夫代表も敗れ、同党は議席を失った。

 

◇落選した閣僚ら

【落選した現職閣僚】 三井辨雄厚労相(北海道2区) 小平忠正消費者相(北海道10区) 城島光力財務相(神奈川10区) 中塚一宏金融相(神奈川12区) 田中真紀子文科相(新潟5区) 藤村修官房長官(大阪7区) 樽床伸二総務相(大阪12区) 下地幹郎防災相(沖縄1区)

【落選した閣僚経験者】 鉢呂吉雄前経産相(北海道4区) 鹿野道彦前農水相(山形1区) 細川律夫元厚労相(埼玉3区) 田中慶秋前法相(神奈川5区) 小宮山洋子前厚労相(東京6区) 川端達夫前総務相(滋賀1区) 平野博文元官房長官(大阪11区) 平岡秀夫元法相(山口2区) 仙谷由人元官房長官(徳島1区) 松本龍元環境相(福岡1区)

【復活当選した首相・閣僚経験者】 荒井聡元国家戦略相(北海道3区) 海江田万里元経産相(東京1区) 松原仁前国家公安委員長(東京3区) 菅直人前首相(東京18区) 赤松広隆元農水相(愛知5区) 原口一博元総務相(佐賀1区) 高木義明元文科相(長崎1区)

 

数の多さもさることながら、あまりといえばあまりの顔ぶれに吐き気がします。

こんな連中が閣僚を務めていたなんて冗談だとしても笑えない不謹慎極まりない悪夢ですよ。

民主党政権になってからメディアから「任命責任」という言葉がさっぱり聞かれなくなったことと合わせて非常に不愉快です。

 

上で引用させていただいた記事には閣僚(いわゆる大臣クラス)しか載っていませんので、首相官邸ホームページの閣僚名簿を元に現在の野田第3次改造内閣の「大臣」「副大臣」「大臣政務官」「内閣総理大臣補佐官」の当落を一覧にしてみました。

…できれば「政権交代」以降の3バカ内閣(鳩山・菅・野田)の全てをまとめたいところですが、いかんせん民主党政権になってから今の野田 大惨事 第3次改造内閣で8つもの内閣が入れ替わっているんですよねぇ。

とてもじゃないけれどその全てをチェックしてまとめる余力は残っていません(と同時に振り返れば振り返るほど不愉快になるのが目に見えているからやりたくない・笑)。

 

[参考] 民主党政権の歴代内閣

第92代 麻生太郎内閣 2008年9月24日 - 2009年9月16日

  1. 第93代 鳩山由紀夫内閣 2009年9月16日 - 2010年6月8日
  2. 第94代 菅直人内閣 2010年6月8日 - 2010年9月17日
  3. 第94代 第1次改造内閣 2010年9月17日 - 2011年1月14日
  4. 第94代 第2次改造内閣 2011年1月14日 - 2011年9月2日
  5. 第95代 野田佳彦内閣 2011年9月2日 - 2012年1月13日
  6. 第95代 第1次改造内閣 2012年1月13日 - 2012年6月4日
  7. 第95代 第2次改造内閣 2012年6月4日 - 2012年10月1日
  8. 第95代 第3次改造内閣 2012年10月1日 - 2012年12月26日(予定)

第96代 第2次安倍晋三内閣 2012年12月26日 - (予定)

 

組閣のたびに「最強の布陣だ」とか言ってたのはいったいなんだったの?と誰しもが思ったことでしょう。

民主党政権の歴代内閣だけではあまりにも見苦しいので前後に一服の清涼剤として麻生内閣と第2次安倍内閣(予定)を入れてみました(笑)。

 

[資料1] 野田第三次改造内閣 閣僚名簿 - 首相官邸ホームページ

※落選および比例復活した人だけ抜粋しました(以下同じ)

落選 : 8 ※他に引退1、国民新党1、計10

  1. 総務大臣 樽床伸二(大阪12区)
  2. 財務大臣 城島光力(神奈川10区)
  3. 文部科学大臣 田中真紀子(新潟5区)
  4. 厚生労働大臣 三井辨雄(北海道2区)
  5. 内閣官房長官 藤村修(大阪7区)
  6. 国家公安委員長 小平忠正(北海道10区)
  7. 金融担当大臣 中塚一宏(神奈川12区)
  8. 内閣官房副長官 斎藤勁(山梨1区)
  9. 法務大臣 滝実(引退)
  10. 郵政民営化担当大臣 下地幹郎(国民新党)

 

[資料2] 野田第三次改造内閣 副大臣名簿 - 首相官邸ホームページ

落選 : 11

  1. 復興副大臣 兼 内閣府副大臣 今野東(宮城2区)
  2. 法務副大臣 山花郁夫(東京22区)
  3. 外務副大臣 吉良州司(大分1区)
  4. 文部科学副大臣 松本大輔(広島2区)
  5. 厚生労働副大臣 西村智奈美(新潟1区)
  6. 農林水産副大臣 佐々木隆博(北海道6区)
  7. 農林水産副大臣 吉田公一(比例東京ブロック)
  8. 経済産業副大臣 兼 内閣府副大臣 松宮勲(福井3区)
  9. 国土交通副大臣 長安豊(大阪19区)
  10. 国土交通副大臣 伴野豊(愛知8区)
  11. 環境副大臣 兼 内閣府副大臣 園田康博(岐阜3区)

復活当選 : 4

  1. 総務副大臣 兼 内閣府副大臣 大島敦(埼玉6区落選→比例復活)
  2. 財務副大臣 武正公一(埼玉1区落選→比例復活)
  3. 経済産業副大臣 近藤洋介(山形2区落選→比例復活)
  4. 環境副大臣 生方幸夫(千葉6区落選→比例復活)

 

[資料3] 野田第三次改造内閣 大臣政務官名簿 - 首相官邸ホームページ

落選 : 12 ※他に国民新党1、計13

  1. 総務大臣政務官 石津政雄(茨城2区)
  2. 総務大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 皆吉稲生(鹿児島4区)
  3. 外務大臣政務官 村越祐民(千葉5区)
  4. 財務大臣政務官 網屋信介(神奈川18区)
  5. 文部科学大臣政務官 村井宗明(富山1区)
  6. 厚生労働大臣政務官 糸川正晃(福井2区)
  7. 農林水産大臣政務官 梶原康弘(兵庫5区)
  8. 経済産業大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 本多平直(埼玉12区)
  9. 国土交通大臣政務官 川村秀三郎(宮崎1区)
  10. 国土交通大臣政務官 橋本清仁(宮城3区)
  11. 環境大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 高山智司(埼玉15区)
  12. 防衛大臣政務官 宮島大典(長崎4区)
  13. 環境大臣政務官 中島正純(国民新党)

復活当選 : 4

  1. 内閣府大臣政務官 郡和子(宮城1区落選→比例復活)
  2. 財務大臣政務官 柚木道義(岡山4区落選→比例復活)
  3. 農林水産大臣政務官 鷲尾英一郎(新潟2区落選→比例復活)
  4. 国土交通大臣政務官 若井康彦(千葉13区落選→比例復活)

 

[資料4] 野田第三次改造内閣 内閣総理大臣補佐官名簿 - 首相官邸ホームページ

落選 : 3

  1. 重要政策に関する省庁間調整等担当 北神圭朗(京都4区)
  2. 行政改革及び社会保障・税一体改革等担当 寺田学(秋田1区)
  3. 政治主導による政策運営及び国会対策担当 三谷光男(広島5区)

復活当選 : 1

  1. 重要政策に関する省庁間調整等担当 大串博志(佐賀2区落選→比例復活)

 

[資料5] 落選した大臣・副大臣・大臣政務官の省庁別まとめ(復活当選は省略)

内閣府・内閣官房 : 6

  1. 内閣官房長官 藤村修(大阪7区)
  2. 内閣官房副長官 斎藤勁(山梨1区)
  3. 国家公安委員長 小平忠正(北海道10区)
  4. 金融担当大臣 中塚一宏(神奈川12区)
  5. 郵政民営化担当大臣 下地幹郎(国民新党)
  6. 復興副大臣 兼 内閣府副大臣 今野東(宮城2区)

総務省 : 3

  1. 総務大臣 樽床伸二(大阪12区)
  2. 総務大臣政務官 石津政雄(茨城2区)
  3. 総務大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 皆吉稲生(鹿児島4区)

法務省 : 2

  1. 法務大臣 滝実(引退)
  2. 法務副大臣 山花郁夫(東京22区)

外務省 : 2

  1. 外務副大臣 吉良州司(大分1区)
  2. 外務大臣政務官 村越祐民(千葉5区)

財務省 : 2

  1. 財務大臣 城島光力(神奈川10区)
  2. 財務大臣政務官 網屋信介(神奈川18区)

文部科学省 : 3 ※大臣・副大臣・大臣政務官揃い踏み!

  1. 文部科学大臣 田中真紀子(新潟5区)
  2. 文部科学副大臣 松本大輔(広島2区)
  3. 文部科学大臣政務官 村井宗明(富山1区)

厚生労働省 : 3 ※大臣・副大臣・大臣政務官揃い踏み!

  1. 厚生労働大臣 三井辨雄(北海道2区)
  2. 厚生労働副大臣 西村智奈美(新潟1区)
  3. 厚生労働大臣政務官 糸川正晃(福井2区)

農林水産省 : 3

  1. 農林水産副大臣 佐々木隆博(北海道6区)
  2. 農林水産副大臣 吉田公一(比例東京ブロック)
  3. 農林水産大臣政務官 梶原康弘(兵庫5区)

経済産業省 : 2

  1. 経済産業副大臣 兼 内閣府副大臣 松宮勲(福井3区)
  2. 経済産業大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 本多平直(埼玉12区)

国土交通省 : 4

  1. 国土交通副大臣 長安豊(大阪19区)
  2. 国土交通副大臣 伴野豊(愛知8区)
  3. 国土交通大臣政務官 川村秀三郎(宮崎1区)
  4. 国土交通大臣政務官 橋本清仁(宮城3区)

環境省 : 3

  1. 環境副大臣 兼 内閣府副大臣 園田康博(岐阜3区)
  2. 環境大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 高山智司(埼玉15区)
  3. 環境大臣政務官 中島正純(国民新党)

防衛省 : 1

  1. 防衛大臣政務官 宮島大典(長崎4区)

合計34

 

[資料6] 閣僚その他の当落一覧

衆議院議長 : 比例復活1 ※横路孝弘(北海道1区落選→比例復活)

大臣 : 当選5 / 比例復活0 / 当選計5 / 落選8 / 計13

副大臣 : 当選3 / 比例復活4 / 当選計7 / 落選11 / 合計18

大臣政務官 : 当選1 / 比例復活4 / 当選計5 / 落選12 / 合計17

内閣総理大臣補佐官 : 当選0 / 比例復活1 / 当選計1 / 落選3 / 合計4

合計 : 当選9 / 比例復活10 / 当選計19 / 落選34 / 合計53

 

…というわけで、野田第3次改造内閣の構成員(←暴力団か・笑)のうち34人が落選しました。

総辞職まで「民間人」として閣内に留まるつもりなんですかね(カッコ悪いったらないですね・笑)。

 

これだけ見ても民主党政権に対する逆風の激しさの一端が垣間見えると思います。

コメント

コメントを投稿

2013年2月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

最近の記事

管理人

リンク

  • 鼻から猫の毛
    お茶目な黒猫師匠との日々をほっこり綴るsolo_pinさんのブログ。アラシックの件(?)でも大変お世話になっております(笑)。

Amazon

Powered by Blogzine[ブログ人]