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2012年12月17日 (月)

総選挙 民主党居残り組の当落まとめ

民主党政権に対する風当たりが激しさを増す中、民主党から逃げ出して生き残りを図ろうとした(前)議員たちがいっぱいいました(こちら参照)。

そのほとんどがものの見事に落選した(生き残れなかった)ことは上記エントリで詳細にまとめました(笑)。

 

しかし、民主党に残って総選挙に挑んだ(前)議員たちの戦いも無残極まりない結果となりました。

民主党から立候補した人たちの数をおさらいしておきましょう。

 

[参考] 第46回衆議院議員総選挙 民主党候補者数とその内訳

立候補者267

  • 前職 : 212
  • 元職 : 2
  • 新人 : 53

当選者57 (小選挙区 : 27 / 比例代表[重複含む] : 30

  • 前職 : 56
  • 元職 : 0
  • 新人 : 1

 

有権者を敵に回すと怖ろしいですねぇ…。

民主党は2009年の「政権交代」選挙で308議席という圧倒的な議席数を獲得しました。

その後、なんだかんだと離党者が続出して総選挙の公示前には230議席まで減ってしまいました。

これだけだってずいぶんな惨状だと思いますけれども、総選挙の結果いきなり57議席まで激減するっていうんですからインド人もビックリでしょう(インドの皆さんごめんなさい・笑)。

 

267人が立候補して当選したのがたったの57人(当選率21.3%)です。

前職に限って見れば212人が立候補して56人が当選(当選率26.4%)です。

新人がたったの1人しか当選しなかったというのもすごいことですよね…。

 

民主党に残って逆風に立ち向かった姿勢は素直に評価したいと思いますが(もちろん、あくまでも「民主党から逃げ出した連中と比べればね…」という低レベルな評価ですけれども・笑)、これほどまでに凄惨(!)な返り討ち(!)に遭ったのはやはり身から出た錆び、自業自得だと言わざるを得ません。

当選(再選)を果たした人に対して「おめでとう!」と言う気などさらさら無いし(むしろ「どのツラ下げてノコノコ戻って来やがった!」と言いたい)、落選した人に対して「捲土重来を期して頑張れ!」なんてことも言いたくありません(むしろ「二度と出て来んじゃねぇぞ!」と言いたい)。

「元を辿れば民主党」議員と同様、今後とも監視(!)の目を緩めることはできません。

 

そこで、今回の総選挙に民主党から立候補した(前)議員を「民主党居残り組」議員として、「元を辿れば民主党」議員と同様に一覧にまとめることにしました。

先に惜しくも当選(再選)を果たした56人の一覧、その後にめでたく落選した人の一覧を掲載します。

 

[資料] 総選挙「民主党居残り組」の当落まとめ

※選挙区が前回(2009年当選時)と異なる場合は(前回)→(今回)で示す

当選56 ※青太字 : 当選の報に接し思わずチッ!と舌打ちしちゃった人(笑)

  1. 横路孝弘(北海道1区落選→比例復活) 衆議院議長
  2. 荒井聡(北海道3区落選→比例復活)
  3. 階猛(岩手1区)
  4. 黄川田徹(岩手3区) 復興副大臣
  5. 郡和子(宮城1区落選→比例復活) 内閣府大臣政務官
  6. 安住淳(宮城5区)
  7. 近藤洋介(山形2区落選→比例復活) 経済産業副大臣
  8. 玄葉光一郎(福島3区) 外務大臣
  9. 吉田泉(福島5区落選→比例復活)
  10. 大畠章宏(茨城5区)
  11. 福田昭夫(栃木2区落選→比例復活)
  12. 武正公一(埼玉1区落選→比例復活) 財務副大臣
  13. 枝野幸男(埼玉5区) 経済産業大臣
  14. 大島敦(埼玉6区落選→比例復活) 総務副大臣 兼 内閣府副大臣
  15. 田嶋要(千葉1区)
  16. 野田佳彦(千葉4区) 内閣総理大臣
  17. 生方幸夫(千葉落選→比例復活) 環境副大臣
  18. 奥野総一郎(千葉9区落選→比例復活)
  19. 若井康彦(千葉13区落選→比例復活) 国土交通大臣政務官
  20. 笠浩史(神奈川9区) 文部科学副大臣
  21. 後藤祐一(神奈川県16区落選→比例復活)
  22. 後藤斎(山梨3区)
  23. 海江田万里(東京1区落選→比例復活)
  24. 松原仁(東京3区落選→比例復活)
  25. 長妻昭(東京7区)
  26. 菅直人(東京18区落選→比例復活) 前内閣総理大臣
  27. 長島昭久(東京21区) 防衛副大臣
  28. 鷲尾英一郎(新潟2区落選→比例復活) 農林水産大臣政務官
  29. 菊田真紀子(新潟4区落選→比例復活)
  30. 篠原孝(長野1区)
  31. 古川元久(愛知2区)
  32. 近藤昭一(愛知3区落選→比例復活)
  33. 赤松広隆(愛知5区落選→比例復活)
  34. 古本伸一郎(愛知11区)
  35. 中根康浩(愛知12区落選→比例復活)
  36. 大西健介(愛知13区落選→比例復活)
  37. 細野豪志(静岡5区)
  38. 渡辺周(静岡6区)
  39. 中川正春(三重2区)
  40. 岡田克也(三重3区) 副総理
  41. 三日月大造(滋賀3区落選→比例復活)
  42. 前原誠司(京都2区) 国家戦略担当大臣
  43. 泉健太(京都3区落選→比例復活)
  44. 山井和則(京都6区)
  45. 辻元清美(社民党・大阪10区)→(大阪10区落選→比例復活)
  46. 松本剛明(兵庫11区)
  47. 山口壮(兵庫12区)
  48. 馬淵澄夫(奈良1区)
  49. 岸本周平(和歌山1区) 経済産業大臣政務官
  50. 津村啓介(岡山2区落選→比例復活)
  51. 柚木道義(岡山4区落選→比例復活) 財務大臣政務官
  52. 小川淳也(香川1区落選→比例復活)
  53. 玉木雄一郎(香川2区)
  54. 原口一博(佐賀1区落選→比例復活)
  55. 大串博志(佐賀2区落選→比例復活) 内閣総理大臣補佐官
  56. 髙木義明(長崎1区落選→比例復活)

落選159 ※赤太字 : 落選の報に接し思わずイェイ♪と盛り上がっちゃった人(笑)

  1. 三井辨雄(北海道2区) 厚生労働大臣
  2. 鉢呂吉雄(北海道4区)
  3. 佐々木隆博(北海道6区) 農林水産副大臣
  4. 仲野博子(比例北海道ブロック)→(北海道7区)
  5. 逢坂誠二(北海道8区)
  6. 山岡達丸(比例北海道ブロック)→(北海道9区)
  7. 小平忠正(北海道10区) 国家公安委員長
  8. 山崎摩耶(比例北海道ブロック)→(北海道12区)
  9. 田名部匡代(比例東北ブロック)→(青森3区)
  10. 津島恭一(比例東北ブロック)→(青森4区)
  11. 今野東(参議院・比例)→(宮城2区) 復興副大臣 兼 内閣府副大臣
  12. 橋本清仁(宮城3区) 国土交通大臣政務官
  13. 石山敬貴(宮城4区)
  14. 鎌田さゆり(元職・宮城2区)→(宮城6区)
  15. 寺田学(秋田1区) 内閣総理大臣補佐官
  16. 川口博(無所属・秋田2区)→(秋田2区)
  17. 鹿野道彦(山形1区)
  18. 福島伸享(茨城県1区)
  19. 石津政雄(茨城2区) 総務大臣政務官
  20. 高野守(比例北関東ブロック)→(茨城4区)
  21. 大泉博子(茨城6区)
  22. 柳田和己(比例北関東ブロック)→(茨城7区)
  23. 石森久嗣(栃木1区)
  24. 工藤仁美(比例北海道ブロック)→(栃木4区)
  25. 宮崎岳志(群馬1区)
  26. 桑原功(比例北関東ブロック)→(群馬2区)
  27. 柿沼正明(群馬3区)
  28. 石田勝之(埼玉2区)
  29. 細川律夫(埼玉3区)
  30. 神風英男(埼玉4区)
  31. 小野塚勝俊(埼玉8区)
  32. 五十嵐文彦(埼玉9区)
  33. 本多平直(埼玉12区) 経済産業大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官
  34. 森岡洋一郎(埼玉13区)
  35. 中野譲(埼玉14区)
  36. 高山智司(埼玉15区) 環境大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官
  37. 村越祐民(千葉5区) 外務大臣政務官
  38. 松崎公昭(千葉8区)
  39. 谷田川元(千葉10区)
  40. 中林美恵子(神奈川1区)
  41. 三村和也(比例南関東ブロック)→(神奈川2区)
  42. 勝又恒一郎(比例南関東ブロック)→(神奈川3区)
  43. 田中慶秋(神奈川5区)
  44. 池田元久(神奈川6区)
  45. 首藤信彦(神奈川7区)
  46. 城島光力(神奈川10区) 財務大臣
  47. 中塚一宏(神奈川12区) 金融担当大臣
  48. 橘秀徳(神奈川県13区)
  49. 本村賢太郎(神奈川14区)
  50. 神山洋介(神奈川17区)
  51. 網屋信介(比例九州ブロック)→(神奈川18区) 財務大臣政務官
  52. 斎藤勁(比例南関東ブロック)→(山梨1区) 内閣官房副長官
  53. 坂口岳洋(山梨2区)
  54. 中山義活(東京2区)
  55. 藤田憲彦(東京4区)
  56. 手塚仁雄(東京5区)
  57. 小宮山洋子(東京6区)
  58. 円より子(元職・参議院比例)→(東京8区)
  59. 江端貴子(東京都10区)
  60. 田中美絵子(比例北陸信越ブロック)→(東京15区)
  61. 早川久美子(比例東京ブロック)→(東京17区)
  62. 末松義規(東京19区)
  63. 加藤公一(東京20区)
  64. 山花郁夫(東京22区) 法務副大臣
  65. 櫛渕万里(東京23区)
  66. 阿久津幸彦(東京24区)
  67. 竹田光明(比例東京ブロック)→(東京25区)
  68. 西村智奈美(新潟1区) 厚生労働副大臣
  69. 黒岩宇洋(新潟3区)
  70. 田中真紀子(新潟5区) 文部科学大臣
  71. 筒井信隆(新潟6区)
  72. 村井宗明(富山1区) 文部科学大臣政務官
  73. 奥田建(石川1区)
  74. 近藤和也(石川3区)
  75. 笹木竜三(比例北陸信越ブロック)→(福井1区)
  76. 糸川正晃(比例北陸信越ブロック)→(福井2区) 厚生労働大臣政務官
  77. 松宮勲(比例北陸信越ブロック)→(福井3区) 経済産業副大臣 兼 内閣府副大臣
  78. 下条みつ(長野2区)
  79. 矢崎公二(長野4区)
  80. 柴橋正直(岐阜1区)
  81. 園田康博(岐阜3区) 環境副大臣
  82. 阿知波吉信(岐阜5区)
  83. 吉田統彦(比例東海ブロック)→(愛知1区)
  84. 山尾志桜里(愛知7区)
  85. 伴野豊(愛知8区) 国土交通副大臣
  86. 岡本充功(愛知9区)
  87. 磯谷香代子(比例東海ブロック)→(愛知14区)
  88. 森本和義(愛知15区)
  89. 牧野聖修(静岡1区)
  90. 津川祥吾(静岡2区)
  91. 小山展弘(静岡3区)
  92. 田村謙治(静岡4区)
  93. 斉木武志(比例東海ブロック)→(静岡7区)
  94. 斉藤進(静岡8区)
  95. 森本哲生(三重4区)
  96. 藤田大助(比例東海ブロック)→(三重5区)
  97. 川端達夫(滋賀1区)
  98. 田島一成(滋賀2区)
  99. 奥村展三(滋賀4区)
  100. 北神圭朗(京都4区) 内閣総理大臣補佐官
  101. 小原舞(比例近畿ブロック)→(京都5区)
  102. 吉田治(大阪4区)
  103. 藤村修(大阪7区) 内閣官房長官
  104. 松岡広隆(大阪8区)
  105. 大谷信盛(大阪9区)
  106. 平野博文(大阪11区)
  107. 樽床伸二(大阪12区) 総務大臣
  108. 樋口俊一(比例近畿ブロック)→(大阪13区)
  109. 森山浩行(大阪16区)
  110. 長安豊(大阪19区) 国土交通副大臣
  111. 井戸正枝(兵庫1区)
  112. 向山好一(兵庫2区)
  113. 高橋昭一(兵庫4区)
  114. 梶原康弘(兵庫5区) 農林水産大臣政務官
  115. 市村浩一郎(兵庫6区)
  116. 石井登志郎(兵庫7区)
  117. 室井秀子(比例近畿ブロック)→(兵庫8区)
  118. 浜本宏(比例近畿ブロック)→(兵庫9区)
  119. 岡田康裕(兵庫10区)
  120. 吉川政重(奈良3区)
  121. 大西孝典(比例近畿ブロック)→(奈良4区)
  122. 湯原俊二(比例中国ブロック)→(鳥取2区)
  123. 小室寿明(比例中国ブロック)→(島根1区)
  124. 高井崇志(比例中国ブロック)→(岡山1区)
  125. 花咲宏基(比例中国ブロック)→(岡山5区)
  126. 松本大輔(広島2区) 文部科学副大臣
  127. 橋本博明(広島3区)
  128. 空本誠喜(広島4区)
  129. 三谷光男(広島5区) 内閣総理大臣補佐官
  130. 和田隆志(広島7区)
  131. 平岡秀夫(山口2区)
  132. 中屋大介(比例九州ブロック)→(山口3区)
  133. 仙谷由人(徳島1区)
  134. 高井美穂(徳島2区)
  135. 仁木博文(比例四国ブロック)→(徳島3区)
  136. 永江孝子(比例四国ブロック)→(愛媛1区)
  137. 白石洋一(愛媛3区)
  138. 高橋英行(比例四国ブロック)→(愛媛4区)
  139. 松本龍(福岡1区)
  140. 稲富修二(福岡2区)
  141. 藤田一枝(福岡3区)
  142. 楠田大蔵(福岡5区)
  143. 古賀一成(比例九州ブロック)→(福岡6区)
  144. 野田国義(比例九州ブロック)→(福岡7区)
  145. 山本剛正(比例九州ブロック)→(福岡8区)
  146. 緒方林太郎(福岡9区)
  147. 城井崇(福岡10区)
  148. 川越孝洋(比例九州ブロック)→(長崎2区)
  149. 宮島大典(長崎4区) 防衛大臣政務官
  150. 吉良州司(大分1区) 外務副大臣
  151. 横光克彦(大分3区)
  152. 川村秀三郎(無所属)→(宮崎1区) 国土交通大臣政務官
  153. 道休誠一郎(比例九州ブロック)→(宮崎2区)
  154. 川内博史(鹿児島1区)
  155. 打越明司(比例九州ブロック)→(鹿児島2区)
  156. 皆吉稲生(比例九州ブロック)→(鹿児島4区) 総務大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官
  157. 吉田公一(比例東京ブロック) 農林水産副大臣
  158. 若泉征三(比例北陸信越ブロック)
  159. 三浦昇(比例中国ブロック)

 

うーむ、こうやってまとめて眺めてみるとある意味壮観だわ…。

よくもまぁこれだけの連中を3年3カ月もの間のさばらせていたものだとウンザリしますね。

 

来年夏の参議院選挙で完璧に「総仕上げ」をしなければなりません。

この一覧の中から参議院に鞍替えして復活をもくろむ不逞の輩が現れるかもしれません。

まだまだ油断はできないぞと、監視の目を緩めてはいけないぞと、改めて肝に銘じたいと思います。

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