市川 團十郎 (十二代目)
いちかわ
だんじゅうろう
屋号 | 成田屋 |
定紋 | 三升、杏葉牡丹 |
伝統歌舞伎保存会会員 |
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プロフィール
▼立役。華があり、快晴の空にそそり立つ富士の如きスケールの大きさと骨太な芸格が魅力。『勧進帳』の弁慶など、家の芸の歌舞伎十八番はもとより、『車引』の梅王丸などの荒事を演じると、おおらかな稚気と色気が心地よい。『三人吉三廓初買』のお坊吉三などの世話物から、『義経千本桜』の知盛・権太・忠信などの義太夫狂言、さらには『鳥辺山心中』の半九郎などの新歌舞伎もと、多彩な役々を演じ分ける。オペラ『鳴神』『俊寛』の演出も手がけている。平成16年の大患を克服して、翌年にはパリ・オペラ座での史上初の歌舞伎公演を成功させた。二度の大病をのりこえ、ますます舞台への意欲をみなぎらせている。
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経歴
芸歴:
▼昭和21年8月6日生まれ。十一代目市川團十郎の長男。28年10月歌舞伎座『大徳寺』の三法師公で市川夏雄を名のり初舞台。33年5月歌舞伎座『風薫鞍馬彩(かぜかおるくらまのいろどり)』の牛若丸で六代目市川新之助を襲名。44年11月歌舞伎座『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』の助六などで十代目市川海老蔵を襲名。60年4~6月歌舞伎座『勧進帳』の弁慶、『助六』の助六ほかで十二代目市川團十郎を襲名。
受賞:
▼昭和61年第七回松尾芸能大賞。63年度日本芸術院賞。平成7年と12年に眞山青果賞大賞。10年芸術祭賞演劇部門優秀賞。19年フランス政府よりフランス芸術文化勲章コマンドゥール章。同年紫綬褒章。同年第五十五回菊池寛賞。23年第二十七回浅草芸能大賞。24年日本芸術院会員。
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舞台写真 (写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます)
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『寿曽我対面』工藤左衛門祐経
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『外郎売』 外郎売実は曽我五郎時致
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