新日本プロレス2月10日の広島サンプラザ大会でカール・アンダーソン(33)とのV7戦に臨むIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(36)が“略奪愛”を予告した。棚橋は防衛を条件に、強力な挑戦者にタッグパートナーとなることを要求。悲願の2冠取りを宣言したが、アンダーソンの正パートナー・後藤洋央紀(33)の反発は必至だ。
「今年は欲張りな年にしたいんでね。シングル、タッグ両方狙いたいですね。俺が勝ったらアンダーソンは俺のタッグパートナーになれと。今回のテーマは略奪愛ですね。得意? いやいや、初めてのことです」
棚橋は広島決戦でIWGP初挑戦のアンダーソンを迎え撃つ。実績で勝りながらも通算対戦戦績は2勝2敗と五分で、相性は非常に悪い。
それを承知でアンダーソンを挑戦者に指名したのは、ある狙いが隠されていた。長年課題となっているタッグ戦線での低迷解消だ。アンダーソンは過去にジャイアント・バーナードとIWGPタッグ王座の最多防衛記録を樹立。昨年末にも後藤とのコンビでリーグ戦を制覇するなど、タッグのスペシャリストという側面を持つ。
片や棚橋は2005年10月以来7年以上もタッグ王座から遠ざかり、昨年末のリーグ戦では全敗敗退の体たらく。キャプテン・ニュージャパンが相棒だったことを差し引いても、あまりにふがいない成績だった。
棚橋は「キャプテンにはスーパーサブに回ってもらう」と、体よく正妻の座を空けた。いくら非力なキャプテンとはいえ、あまりにむごすぎる…。
もっともこの引き抜き計画で、棚橋自身がピンチに追い込まれる可能性もある。間の悪いことに次期シリーズ(2・2岐阜大会で開幕)の前哨戦では、棚橋のチームに後藤が組み込まれている。相棒強奪を明言した棚橋に対し、後藤が協力するはずがないだろう。
自分のことしか考えない棚橋によって、人間関係のこじれは必至。唯我独尊王者の略奪愛は成就するのか…。
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