最強伝説崩れた!オーフレイム衝撃TKO負け
2013年02月04日 10時37分
【米国ラスベガス発】最強伝説が崩れた。「UFC156」が2日(日本時間3日)開催され、約1年ぶりの復帰戦に臨んだアリスター・オーフレイム(オランダ)が、アントニオ・シウバ(ブラジル)に衝撃のTKO負けを喫した。
オーフレイムは2011年12月にブロック・レスナーを撃破してUFC世界ヘビー級王座挑戦権を獲得。しかし翌年5月のドーピング検査で陽性反応が出たため、9か月の出場停止処分を受けていた。この日の相手は昨年2月にあのエメリヤーエンコ・ヒョードルを破っているシウバ。それでも下馬評で圧倒的有利とされたオーフレイムは、開始早々から前進して打撃とグラウンドで有利に立つ。
ところが2R、テークダウンを取ったオーフレイムがグラウンドの攻防で体力を消耗。チャンスと見たシウバは3Rになると猛ラッシュを仕掛け、左右の連打でオーフレイムの顔面を打ち抜く。3R25秒、倒れたところでレフェリーが試合を止めた。
ストライクフォース世界ヘビー級、2010年K―1GP、DREAMヘビー級暫定王座とあらゆるタイトルを総ナメにしてきた最強男がまさかのTKO負け。勝ったシウバは「俺に敬意を払わないとこういうことになる」と豪語した。
またメーンでは「パウンド・フォー・パウンド」の呼び声が高いUFC世界フェザー級王者のジョセ・アルド(ブラジル)が、フランク・エドガーを判定3―0で下して4度目の王座防衛に成功した。s
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