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福岡・中間市職員、新たに1人逮捕 生活保護費詐取容疑

2013/2/3 23:05 (2013/2/4 0:06更新)
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 福岡県中間市の生活保護費不正受給事件で、福岡県警は3日、全国に指名手配していた同市職員の田中道(わたる)容疑者(40)=同県水巻町頃末北1=を詐欺容疑で逮捕した。事件を主導したとみられる田中容疑者が逮捕されたことで、県警は生活保護の担当職員が主体的に不正に関わった事件の全容解明を急ぐ。

 同日午後6時すぎ、福岡県警の捜査員が佐賀県鳥栖市内のホテルの室内に1人でいる田中容疑者を発見、逮捕した。県警によると、同容疑者は「(保護費受給の資格審査の)手続きをしたのは間違いないが、通常業務をしただけで詐欺行為ではない」などと容疑を否認している。

 逮捕容疑は2009年7~12月、中間市職員の松尾励路容疑者(38)=詐欺容疑で逮捕=や無職の釜床かつ枝容疑者(65)=同=らと共謀。釜床容疑者の実弟のアルバイト、福田運容疑者(62)=同=と内縁の妻(44)が福岡市に住んでいるにもかかわらず、中間市在住で預貯金がないなどと偽った生活保護費の申請書類を提出し、保護費計約103万円をだまし取った疑い。

 田中容疑者と松尾容疑者は当時、生活保護費の受給資格の有無を審査するケースワーカーとして勤務していた。県警は田中容疑者が知人の釜床容疑者とともに事件を主導し、福田容疑者らに不正受給の指南をしていた可能性が高いとみている。

 県警は1月29日に松尾容疑者ら4人を逮捕。田中容疑者は同日早朝から所在が確認できず、県警は全国に指名手配して行方を追っていた。同容疑者は「自分に捜査の手が及ぶと思って逃げた」などと話しているという。

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