福岡県中間市の職員らが生活保護費をだまし取ったとして逮捕された事件で、警察は、共犯として行方を追っていた40歳の市職員を詐欺の疑いで逮捕しました。
新たに逮捕されたのは、中間市役所で生活保護を担当していた田中道容疑者です。この事件は、中間市の職員・松尾励路容疑者(38)ら4人が嘘の申請を行って生活保護費を不正に受給し、現金103万円余りをだまし取った疑いで先月、逮捕されたものです。警察は、中心的役割を果たしていたとみられる田中容疑者の逮捕状を取って行方を追っていて、3日夕方、佐賀県鳥栖市のホテルで逮捕しました。田中容疑者は「手続きをしたのは間違いないが、詐欺行為はしていない」と容疑を否認しています。