テシェイラ、給料もらいすぎと吐露　「年俸に見合う活躍していない」

　８年総額１億８０００万ドル（約１６２億円）契約の５年目を今季迎えるマーク・テシェイラ一塁手（３２）が自らの衰えを認め、年俸をもらいすぎていると自虐的に語った。２日に米経済紙ウォールストリート・ジャーナル（電子版）が報じた。

　通算３３８発を放っている大砲だが、ここ数年の成績について「落ちぶれたとは言いたくないが、３０本塁打、１００打点を挙げることは年々、難しくなっている」と心境を語った。そして、年俸に関しても「年間２０００万ドルを稼いでいるから価値のある選手というわけではない。（エンゼルスの）トラウトは最低年俸だけど、すごく価値のある選手だ。俺もＦＡになるまでの６年間は価値のある選手だったと思うが、２０００万ドルの年俸を稼ぎ出してからは何もできていないよ」と殊勝に語った。

　昨季はけがの影響もあり、打率２割５分１厘、２４本塁打、８４打点とヤンキース移籍後最低の成績に終わった。