DeNAの中畑清監督(59)が3日、駒大からドラフト1位で入団した後輩の白崎浩之遊撃手(22)を攻守にわたって高評価、1軍定着の可能性が急浮上した。
プロの投手相手にした初のフリー打撃。4年目の国吉から22スイングで6本の安打性のライナーを放った。センターに3本、ライトに2本、レフトに1本。バットの芯でとらえた白崎は「キレがあったけどアピールしたかった。振っていく中で対応できた」と笑顔。シートノックでも、183センチの体を俊敏に動かし、華麗な守備を披露した。
中畑監督は「見ているのも楽しくなる。おっつけて右方向にシャープに振るプロで対応する打撃。いいものをアピールしてくれた」と絶賛。「守りもダイナミック。球際にも強い。守備で安定感のある選手が1軍にずっといることができる」と後輩を初褒め。石川、梶谷とショートを争える新戦力加入に目を細めていた。
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