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【日米同盟と原発】

原爆より膨大な水爆エネルギー 

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 広島、長崎に投下された原子爆弾はウランやプルトニウムの原子核に中性子を当てて分裂させる「核分裂」のエネルギーを利用。原発もこの核分裂エネルギーを動力にタービンを回して発電する。

 一方、米国が1952年11月に世界で初めて実験した水素爆弾は、水素の原子核が衝突して一体化する「核融合」を利用。核融合に必要な超高温、高圧の力を加えるため水爆内部で小型の原爆を爆発させるので、エネルギー総量は膨大になる。

 ビキニ環礁で実験した水爆「ブラボー」の破壊力は、広島原爆の約1000倍。史上最大の水爆はソ連が61年10月に実験した「ツァーリ・ボンバ(皇帝の爆弾)」で広島原爆の3000倍以上とされる。

 

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