2013.2.4 05:05

森昌子“秘伝レシピ”煮っ転がし、販売店募集(2/2ページ)

森昌子、銘酒「梵」500mlラベル

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 歌手として多忙を極める中、母親として3人の息子を成人させた森が、自慢の“手料理”と深い味わいの銘酒で全国の昌子ファンをうならせる。

 「素材にこだわりながら添加物も使用せず、私の大切なファンのみなさんに自信を持ってお届けできる愛情を込めた一品です」と胸をはる昌子がプロデュースしたのは、“家庭の味”の代表格、サトイモの煮っ転がし。

 名産地として知られる福井・大野市で生産され、“サトイモの女王”と呼ばれる「麻奈姫(まなひめ)」を使用。味付けに、コクのある甘みが特徴の三温糖(さんおんとう)を使うなど、栃木県の実家に伝わる“秘伝レシピ”で仕上げた。販売方法も風味を生かすため、冷凍ではなくレトルトパックにするなどこだわり、昌子の細やかな愛情がつまっている。

 そのサトイモに舌鼓を打ちながら“乾杯”する日本酒として、福井・鯖江市に酒蔵を持つ純米大吟醸「梵」を指名した。

 昨年7月に米ハワイで開催された全米日本酒歓評会でトップゴールド賞を受賞するなど世界的評価の高い銘酒で、同10月に東京で行われたIMF世界銀行年次総会では“乾杯”に使用。世界のVIPを魅了した。今回は和服姿の昌子がほほえむ特別ラベルが貼られた500ミリリットルを販売する。

 今回の企画は、昨年10月からコラボしてもらえる企業をまず募集。約100社から福井市の食品会社、大津屋が選ばれ、「梵」を仕入れ、昌子レシピでサトイモの煮っ転がしを製造することになった。所属事務所は「乾杯といえば日本酒。それに昌子の得意料理のひとつである煮っ転がしを加えました」と説明する。

 当初は通信販売や一部のスーパーだけの販売が検討されたが、昌子が「応援してくださるファンの方々に届けたい」と熱望。不況にあえぐ個人経営店にも配慮し、全国の小売店やスーパー、小料理店などを対象に、サンケイスポーツを通じて販売店を募集することになった。昌子は「さぁ、ご一緒に『人生に乾杯』!」と全国のファンに呼びかけている。

★15日まで募集

 応募の問い合わせは株式会社「大津屋」=(電)0120・36・1840へ。4日から15日まで募集する。特別ラベルの「梵」は1万本、煮っ転がしは1万食限定で、販売は3月30日開始予定。

 昌子は7日に神奈川・厚木文化会館、15日に横浜・神奈川県民ホールで公演を行う。11日にはニッポン放送「ホリデースペシャル ミュージックボックス(仮)」(後2・0)に生出演。第2部のパーソナリティーを務める。

(紙面から)