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[Windows 8]
Windows 8の概要
Windows 8の概要、および新機能について。
Windows 8の概要、および主な新機能について、項目ごとに説明します
対象製品
Windows 8
目次
内容
はじめにご確認ください
Windows 8はタッチパネルを用いた操作に最適化された、新しいWindowsです。
そのため、これまでのWindowsとは大幅にユーザーインターフェイスが異なります。
VAIOサポートページでは、Windows 8をはじめて使う方に向けて、Windows 8の概要や基本的な使いかたをご紹介しています。あわせて、下記のWebページをご参照ください。
はじめてのWindows 8:
http://vcl.vaio.sony.co.jp/windows/8/begin/index.html
説明
主なエディション
Windows 8の主なエディションは4種類あり、エディションにより搭載されている機能が異なります。
- Windows 8
- Windows 8 Pro
- Windows 8 Enterprise
- Windows RT
VAIOに搭載されているエディションは、Windows 8、Windows 8 Proのいずれかのエディションになります。
Windows 7から削除された機能
Windows 7の以下の機能は、Windows 8には含まれていません。
スタートボタンとスタートメニュー
Windows 8ではユーザーインターフェイスが新しくなりました。
スタートボタンとスタートメニューがなくなり、「スタート画面」になりました。
詳細については[スタート]画面をご参照ください。Windows DVDメーカー
「Windows DVDメーカー」はインストールされなくなりました。
「Power2Go」や「DVD Architect Studio 5.0」などのVAIOにプリインストールされているアプリ、またはご自身で追加したアプリを使用すれば、DVDビデオを作成できます。Windows Media Center
「Windows Media Center」は、OS標準ではインストールされなくなりました。
Windows 8、およびWindows 8 Proをご使用の場合は、マイクロソフト社より有償で購入できます。標準VGAドライバー
標準のVGAディスプレイドライバーが非搭載となり、「Microsoft基本ディスプレイアダプター」になりました。Windows Display Driver Model(WDDM)ドライバーのサポート
Windows Vistaで導入されたWDDMドライバーは、Windows 8からサポート外となりました。詳細ブートオプションメニュー
Windows起動時の処理の高速化などに伴い、PCの電源を入れた後にキーボードの[F8]キーを押しても、「詳細ブートオプション」画面は表示されなくなりました。
起動時に問題が発生した場合は、自動的にオプションメニューが表示されます。以前のバージョンの復元
ファイルやフォルダーの「以前のバージョンの復元」機能がなくなりました。
Windows 8には、ファイル履歴という新しいバックアップ機能が追加されました。
詳細についてはファイル履歴をご参照ください。ネットワークマップ
コントロールパネルの[ネットワークと共有センター]画面に表示されていたネットワークマップはなくなりました。ワイヤレスネットワークの管理
コントロールパネルの[ネットワークと共有センター]画面に表示されていた[ワイヤレスネットワークの管理]の項目はなくなりました。
Windows 8では、設定チャームの[ネットワーク]から操作します。Windows XPモード
Windows XPモードとWindows Virtual PCの機能はなくなりました。
Windows 8では、Hyper-Vという仮想化技術が搭載されました。▼関連Q&A:
[Windows 8] Windows XPモードは使用できるか
新しいユーザーインターフェイス
[スタート]画面をはじめ、Windows 8では大きくユーザーインターフェイスが変更されました。
[スタート]画面
Windows 8では、これまでのWindowsのように起動するとデスクトップ画面は表示されず、新しい[スタート]画面が表示されます。
[スタート]画面には、タイルと呼ばれる四角いアイコンの一覧が表示されます。
タイル
[スタート]画面上に表示される四角形のアイコンをタイルと呼びます。
タイルを選択するとアプリが起動します。
ライブタイルに対応しているWindowsストアアプリの場合は、自動的に更新情報などを受信して、タイル上に表示できます。
また、[スタート]画面は使いやすい状態にカスタマイズできます。
[スタート]画面をカスタマイズする方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] [スタート]画面をカスタマイズする方法
チャーム
Windows 8では、デスクトップ画面の[スタート]ボタンがなくなり、画面の右側に表示される「チャームバー」から操作を行います。
チャームバーの表示方法、およびチャームの詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] チャームを表示する方法、および概要
エクスプローラーとリボン
Windows 8では、従来のメニューバーやツールバーは、新しいリボンインターフェイスに変更されました。
初期設定では、リボンメニューは非表示になっています。
画面右上にあるをクリックすると表示されます。
リボンインターフェイスの詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] リボンインターフェイスの概要
Windows 8の新機能
Microsoftアカウント
Windows 8では、Microsoftアカウントを使用して、Windowsにサインインできます。
Microsoftアカウントを使用してサインインすると、HotmailやWindowsストアなどに自動的にサインインすることができます。
ユーザーアカウントの詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] ユーザーアカウントの種類とその権限の違いを知りたい
- 参考
-
下記のマイクロソフト社Webページもご参照ください。
Microsoftアカウントについて:
http://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/account/default.aspx
Windowsストアアプリ
Windows 8の新しいユーザーインターフェイスで使用できるアプリです。
プリインストールされているアプリのほかに、Windowsストアからダウンロードすることもできます。
OS標準では、以下のようなアプリがインストールされています。
- メール
- People
- メッセージング
- フォト
- Internet Explorer
- SkyDrive
- ミュージック
- カメラ
- ビデオ
- 参考
-
「Internet Explorer」や「VAIO Care」には、Windowsストアアプリとデスクトップアプリの両方があり、それぞれ機能が異なります。
スナップ
Windows 8では、2つ以上のWindowsストアアプリが起動している状態で、アプリをドラッグすると、画面に2つのアプリを分割して表示できます。
一方のアプリは幅が広く表示され、もう一方は幅が狭く表示されます。
左右の位置を入れ替えることもできます。
- 上記は一例です。
この機能は「スナップ機能」と呼ばれ、Windows 7から搭載されている「Aeroスナップ機能」とは異なる機能です。
スナップ機能を使用する方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] スナップ機能を使用する方法
ファイル履歴
個人用ファイルをバックアップするための機能です。
ライブラリー、Windowsアドレス帳、「Internet Explorer」のお気に入り、およびデスクトップに保存されているファイルを、自動でバックアップできます。
ファイルが変更されるたびに、指定したドライブにファイルのコピーを保存します。
詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] ファイル履歴を使用してバックアップする方法
[Windows 8] ファイル履歴を使用してバックアップしたファイルを復元する方法
リフレッシュと初期化
リフレッシュ
個人データ、Windows ストアアプリ、PC の重要な設定を維持したまま、Windowsを再インストールします。
追加でインストールしたアプリ(Windowsストアアプリを除く)や、特定のフォルダー内のファイルなどが削除されます。▼関連Q&A:
[Windows 8] PCをリフレッシュする方法
リセット
保存されているデータや、追加でインストールされたアプリを削除して、Windowsを初期状態に戻します。
セキュリティー
Windows Defender
ウイルス対策機能が追加されました。Windows SmartScreen
「Internet Explorer」のSmartScreenフィルター機能が、「Windows SmartScreen機能」というOSの機能に統合されました。
問題を引き起こすことが確認されているアプリや、Windows 8が初めて認識するアプリを実行しようとすると、Windows SmartScreen機能によりメッセージが表示されます。
詳細については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
ネットワーク
機内モード
すべてのワイヤレス通信のオン/オフの切り替えができる、機内モード機能が追加されました。
[PC 設定]画面やネットワークチャームから設定を変更できます。- [PC 設定]画面の場合
従量制課金接続の設定
Windows 8では、モバイルブロードバンドに接続するためのドライバーが多く組み込まれています。
自動的に従量制課金ネットワークに設定されます。 MB単位・GB単位で課金されるネットワーク、またはデータ使用量に上限が設定されているネットワークを使用する際に、データ量を最小限に抑えることができる機能が追加されました。
ネットワークチャームに表示されたネットワークの一覧から、任意のネットワークを右クリックし(タッチパネルの場合は押し続けて)、[従量制課金接続として設定する]を選択します。
デスクトップの読み込み
Windows 8では、[スタート]画面やWindowsストアアプリの操作を行っているときは、デスクトップはリソースの消費や読み込みを行いません。
デスクトップ画面を表示すると、デスクトップがメモリに読み込まれリソースの消費が開始します。
複数のディスプレイ
複数のディスプレイに接続している場合、Windows 8では以下のような設定が可能になりました。
ディスプレイごとに異なる壁紙を設定できます。
複数のディスプレイを使って、1つの画像を壁紙として表示できます。
すべてのディスプレイにタスクバーが表示されます。
Windowsストアアプリを別のディスプレイにドラッグして移動することができます。
ただし、Windowsストアアプリは、複数のディスプレイには表示できません。
タスクマネージャー
Windows 8では、機能とデザインを簡潔化した「簡易表示」と、従来のような詳しい情報が確認できる「詳細表示」の2つの表示を切り替えることができます。
簡易表示
実行中のアプリの一覧が表示されます。
ここからタスクを終了することもできます。
詳細表示
複数のタブがあり、プロセスなどの詳細を確認できます。
また、新たに追加された[スタートアップ]タブには、Windowsを起動する際に、同時に起動するアプリの一覧が表示されます。
操作方法については、下記の関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8] [タスク マネージャー]画面を表示する方法
[Windows 8] 常駐アプリを終了・停止する方法
更新日:2013/01/11