【立川式「冬うつ&非定型うつ対策」5カ条~】
1.ストレスや嫌なことを書き出す
「上司に叱られた私はダメ人間」など、思いついたことを書く。一度読んでみて「もしかして、八つ当たりされただけ?」など、別の視点から他の可能性を検討。
2.その日あったいいことを3つ書き出す
落ち込んでいるときは、身近ないいことになかなか目が向かない。「ホームに着いた途端に電車が来た」など、ちょっとした「うれしい」を毎日3つ書き出してみよう。
3.友人や家族に悩みを話してみる
苦しい気持ちを聞いてもらうだけでも楽になる。「それ、あるある!」とか「私もそうだったよ」といわれて、悩んでいるのは自分だけじゃないと分かる。
4.会社から家の間に寄り道してみる
体を動かすのが苦にならない人はスポーツジムやサウナ、嫌な人は居心地のいいカフェやマッサージ店など、仕事から家に帰る間にワンクッション置いて気分転換を。
5.カーテンは開けたまま眠る
朝、体が重いときは寝床から出てカーテンを開けるのはハードルが高い。夜カーテンを開けたまま寝てしまえば、朝は眠っているうちから朝日が浴びられる。
この人に聞きました
立川秀樹さん
パークサイド日比谷クリニック(東京都千代田区)院長。筑波大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。産業医を経て2007年より現職。「筋トレ中は頭がからっぽになっていい。私もやっています」
平島奈津子さん
国際医療福祉大学三田病院精神科教授。東京医科大学卒業。精神保健認定医。「女性の場合、婦人科からの紹介で受診する人が多い。かかりつけの医師に、まず相談を」。
(ライター 竹島由起、日経ヘルス 羽田光)
[日経ヘルス2013年1月号の記事を基に再構成]
ストレス、うつ、メンタルヘルス、セロトニン
「エンジンがかからない」「攻撃的になっている?」「いつもの音量なのにテレビの音がうるさい」……それは、うつっぽくなっているサインかもしれません。パワーがゼロになる前にセルフケアを。
■気分転換は好きな…続き (2/3)
腰痛の悩みを抱えている人は男女ともに多い。同じ姿勢で長時間座る、猫背、反り腰、慢性的なストレスがあるなど原因は様々。セルフチェックで腰痛のタイプを判断し、その対策として簡単にできる体操を専門家に聞い…続き (1/27)
定型うつ(典型的なうつ)の症状といえば、「眠れない」「食欲がない」「何をしても楽しくない」「朝は調子が悪く夕方にかけて少し良くなる」。
しかし、最近はこのような典型に当ては…続き (1/20)
各種サービスの説明をご覧ください。