NHK北海道のニュース 札幌放送局
釧路 ガス復旧の問い合わせ
2日夜、震度5強の揺れを観測した釧路市では、地震から一夜明けて、揺れを感知して自動的に供給が止まった都市ガスの復旧方法について、市民からガス会社に問い合わせが相次ぎ、ガス会社の担当者が対応に追われています。
2日夜の地震を受けて釧路ガスでは、3日朝6時から社員20人ほどが待機し、ひっきりなしに鳴り続ける市民からの電話への対応に追われています。
社員らは、ガスの復旧方法について、電話で、各家庭のガスメーター本体についているキャップを取り外してスイッチを押し、3分ほど待つとガスが使えるようになると説明したり、直接、出向いて復旧作業にあたったりしていました。釧路ガスの社員は「一夜明けて、朝食の準備などをする際に初めてガスが止まっているのに気付いた人もいるようだ。市民からの問い合わせは数え切れないほど来ている」と話していました。
また、復旧作業を依頼した住民の1人は「朝起きたら湯沸かし器が使えなかったが、ガス会社の社員のおかげで直りました」と話していました。
釧路ガスによりますと、午前11時までにおよそ800件の問い合わせが寄せられているということです。
02月03日 12時42分