鈴木杏樹の夫が急死【拡大】
杏樹側に愛する夫の訃報が入ったのは、金曜日のメーンパーソナリティーを務める1日の日本テレビ系「ZIP!」の生放送中。本番中で本人に伝えられたかは不明だが、もし事実を把握していたとすれば、結婚して14年の伴侶を失った悲しみを胸に秘め、番組終了まで気丈に司会を務め上げたことになる。そして、翌2日の飛行機で夫が待つ米国へ駆けつけ、無念の対面を果たした。
杏樹の所属事務所はサンケイスポーツの取材に「亡くなったことは事実です」と認め、葬儀・告別式について「詳細は後日、改めて発表します」とコメントした。
1998年6月に結婚した杏樹とAさんは、交際4カ月のスピード婚が話題となった。
2人の出会いは患者と医師で、杏樹が同年1月に腸閉そくで都内の大学病院に緊急入院。当時、医師団の1人としてAさんが手術を担当した。
七転八倒の痛みを救ってくれた14歳年上の“救世主”と退院後、メールでやりとりするうち、杏樹に恋心が芽生え、ゴールインとなった。結婚会見では「先生」と呼んでいることをうれしそうに明かし、夫婦で一緒に料理を作るなど仲むつまじい様子だった。
鈴木 杏樹(すずき・あんじゅ)
1969年9月23日、大阪府生まれ。神戸市のアメリカンスクールに通っていた17歳の時にスカウトされ、90年に英ロンドンで歌手デビュー。91年に帰国後、女優となり、ドラマ「十年愛」などに出演、CM女王としても活躍してきた。95年から音楽番組「ミュージックフェア」の司会を務め、ドラマ「相棒」シリーズにレギュラー出演中。1メートル61。
(紙面から)