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【群馬】

基準超セシウム検出 県が榛名湖のワカサギ初検査

 県は一日、榛名湖のワカサギについて放射性物質の検査を実施した結果、基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を上回る一キログラム当たり三四〇ベクレルのセシウムを検出したと発表した。榛名湖のワカサギで検査結果が出たのは初めて。

 県は榛名湖漁協に出荷自粛を要請するとともに、「全量回収を条件にすればワカサギの氷上釣りは可能」と話している。

 同漁協では一月二十一〜二十六日の間、試し釣りを実施した結果、四匹(四二・三グラム)のワカサギが釣れ、県が検査していた。

 東京電力福島第一原発事故のあった二〇一一年三月以降、放射性物質の検査に必要な検体数が確保できない状況が続き、ワカサギ釣りは中止となっていた。

(池田一成)

 

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