石垣海上保安部(沖縄県石垣市)は2日、沖縄県・宮古島沖の排他的経済水域(EEZ)内で、サンゴを密漁していた中国船籍の漁船を
サンゴ漁を巡っては、昨年12月にも鹿児島県沖で海上保安庁が中国船を拿捕し、船長を逮捕している。宮古島沖などに生息する「宝石サンゴ」は中国の富裕層などに人気で高騰しており、海保は密漁への警戒を強めている。
発表によると、薛容疑者は2日午前7時43分頃、宮古島の東北東約46キロのEEZ内で、日本の許可を得ずに操業した疑い。海上保安庁の航空機が発見し、巡視船が追跡。約20分後に停船させた。容疑を認めているという。