NHK北海道のニュース 札幌放送局
十勝地方で震度5強
2日夜遅く、北海道東部の十勝地方を震源とする地震があり、釧路市などで震度5強の揺れを観測したほか北海道の太平洋側など広い範囲で震度5弱を観測しました。気象庁は揺れの強かった地域では土砂災害や雪崩などの危険性が高くなっているので今後の余震に十分注意するよう呼びかけています。2日午後11時17分ごろ、北海道十勝地方中部を震源とするマグニチュード6.5の地震があり、▽釧路市と根室市、それに浦幌町で震度5強の揺れを観測しました。また▽震度5弱を帯広市など北海道太平洋側の広い範囲で観測したほか、▽震度4を函館市や北見市などで観測しました。
この地震による津波はありません。気象庁の観測によりますと、震源地は北海道十勝地方中部で震源の深さは108キロ、地震の規模を示すマグニチュードを6.5と推定されています。
気象庁は、「揺れの強かった地域では土砂災害や雪崩、落雪、それに住宅の倒壊の危険性が高くなっているので、今後の余震に十分注意してほしい」と話しています。
02月03日 01時39分