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東京・江戸川区の中学校で体罰
2月2日 12時19分

東京・江戸川区の中学校で体罰
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東京・江戸川区の中学校でバスケットボール部の顧問の男性教諭が10人の生徒に平手打ちなどの体罰を加えていたことが分かりました。

江戸川区教育委員会によりますと、区立中学校のバスケットボール部の顧問を務める26歳の男性教諭が、おととし4月以降、男女の部員10人に対して平手で顔をたたいたり、胸ぐらをつかんだりする体罰を加えていたことが分かりました。
この中には口の中を切ったり、教諭の指が目に入って病院で治療を受けたりする生徒もいたということです。
これらの体罰は、先月行った体罰のアンケート調査で明らかになったということで、この教諭は体罰を認めたうえで、「体罰という認識がなかった。部員と保護者に謝罪したい」と話しているということです。
体罰が明らかになってから、この教諭は、授業や部活など生徒に接する業務から外されていて、教育委員会は引き続き、事実関係を詳しく調べることにしています。
江戸川区教育委員会の建部豊指導室長は「体罰をなくす取り組みを進めているなかで大変申し訳ない。潜在的な事案がないかきちんと調査して再発防止に取り組みたい」と話しています。

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