北九州市は31日、市制50周年記念事業の最後を飾るマラソン大会の実行委員会を開き、大会名称を「北九州マラソン」とすることを決めた。同市初のフルマラソンで大会テーマは「未来へ、かける。」。「かける」に「駆ける」「架ける」などの意味を込めた。開催は来年2月9日。約1万人の参加を想定している。
実行委は市内を走るコース案も固めた。案では、小倉北区の市役所前をスタート地点とし、八幡東区の東田第1高炉、戸畑区役所前を経て、門司区の門司港レトロ地区を折り返し、小倉北区の北九州国際会議場前がフィニッシュ地点。今後、県警や地元自治会などと調整し、6月までに正式決定する。
市は、市発足の日で市制施行50周年に当たる2月10日から1年間にわたってさまざまな記念事業を計画。北九州マラソンはその最後の事業となる。毎日新聞西部本社は大会の運営パートナーを務める。【宍戸護】
2013年02月01日 02時05分