以前、本ブログで以前お伝えした、こちらの記事を覚えておられるでしょうか?
正規ユーザを泥棒呼ばわり iOSアプリの海賊版対策として仕込んだ懺悔ツイート機能が暴走 : I believe in technology
正規のユーザにしてみれば、きちんとお金を支払い購入したアプリなのに、泥棒扱いされただけでなく、「自分は泥棒である」と世界に向けてツイートされてしまうのだから、たまったものではない。
海賊版対策として盛り込んだ、強制懺悔ツイート機能が暴走し、正規ユーザであるにも関わらず、「How about we all stop using pirated iOS apps? I promise to stop. I really will.」(わたしたち全員が海賊版iOSアプリの使用をやめるというのはどうだろう? わたしはやめると約束する。本当に。)といった懺悔ツイートを強制的に行ったり、「I am a software thief!!」(私はソフトウェア泥棒だ!!)というポップアップを表示したりすることで、著しくその名誉を傷つけた事件……。

その事件に進展がありました。
やはりといいうべきでしょうか、開発元の「エヌフォー」に対し、Appleがきついお灸をすえたようで、「エヌフォー」から以下のような「お知らせ」が発表されました。
この「重要なお知らせ」を読む限りでは、エヌフォーのアカウントによるiOS 向けアプリ製品の販売、販売済みアプリのダウンロード提供が不可能になったようです。
実際、App Storeで問題となった「ロングマン英和辞典(和英逆引き付き) 」などのエヌフォー社開発のアプリは見つかりません。
「エヌフォー」でApp Storeを検索しても他の開発元しか表示されないので、おそらくアカウントそのものが削除されたのだと思われます。
それにしても、「諸般の事情により」って便利な言葉ですね。
個人的には以下のような開発ベンダーだという認識なので、販売停止、アカウント削除は当然の処置。「Apple グッジョブ!」って感じです。
でも、結果的にまたもや被害にあうのは「正規の購入者」というのはなんともやりきれません。彼らは正規に購入したにも関わらず、エヌフォー社からは泥棒呼ばわりされた上、購入したアプリのアップデートすら受けることができません。
「重要なお知らせ」の最後は以下のような文面で終わっています。
これはまるで正規のユーザに対し、「問い合わせても無駄」と言っているかのようです。
こんな対応だからこそ、「関係各位との交渉」が不調に終わったんじゃないでしょうかねぇ……
Posted from するぷろ for iPhone.
正規のユーザにしてみれば、きちんとお金を支払い購入したアプリなのに、泥棒扱いされただけでなく、「自分は泥棒である」と世界に向けてツイートされてしまうのだから、たまったものではない。
海賊版対策として盛り込んだ、強制懺悔ツイート機能が暴走し、正規ユーザであるにも関わらず、「How about we all stop using pirated iOS apps? I promise to stop. I really will.」(わたしたち全員が海賊版iOSアプリの使用をやめるというのはどうだろう? わたしはやめると約束する。本当に。)といった懺悔ツイートを強制的に行ったり、「I am a software thief!!」(私はソフトウェア泥棒だ!!)というポップアップを表示したりすることで、著しくその名誉を傷つけた事件……。
その事件に進展がありました。
やはりといいうべきでしょうか、開発元の「エヌフォー」に対し、Appleがきついお灸をすえたようで、「エヌフォー」から以下のような「お知らせ」が発表されました。
2013 年1 月10 日(木)、諸般の事情によりAppStore における全ての弊社製ア
プリの販売を停止せざるを得ない状況となりました。
弊社製品をお買い上げ頂きましたお客様に対する影響が極めて重大なため、
アプリ販売を継続できるよう関係各位との交渉を進めて参りましたが、残念な
がら不調に終わりました。
弊社iOS 向け製品の販売に関する重要なお知らせ
この「重要なお知らせ」を読む限りでは、エヌフォーのアカウントによるiOS 向けアプリ製品の販売、販売済みアプリのダウンロード提供が不可能になったようです。
実際、App Storeで問題となった「ロングマン英和辞典(和英逆引き付き) 」などのエヌフォー社開発のアプリは見つかりません。
「エヌフォー」でApp Storeを検索しても他の開発元しか表示されないので、おそらくアカウントそのものが削除されたのだと思われます。
それにしても、「諸般の事情により」って便利な言葉ですね。
個人的には以下のような開発ベンダーだという認識なので、販売停止、アカウント削除は当然の処置。「Apple グッジョブ!」って感じです。
仮に海賊版を使っていたとしても、意図的に不正な指令を与えるようなアプリは、「不正指令電磁的記録に関する罪」、いわゆるウイルス作成罪に問われかねない。また、このような攻撃的なアプリベンダーというのは、モラル的にも歓迎はされないだろう。
正規ユーザを泥棒呼ばわり iOSアプリの海賊版対策として仕込んだ懺悔ツイート機能が暴走
でも、結果的にまたもや被害にあうのは「正規の購入者」というのはなんともやりきれません。彼らは正規に購入したにも関わらず、エヌフォー社からは泥棒呼ばわりされた上、購入したアプリのアップデートすら受けることができません。
「重要なお知らせ」の最後は以下のような文面で終わっています。
なお、この件に関してお問い合わせ頂きましても、当告知文に掲載されてい
る情報以外にはお答えする事ができません。大変申し訳ございませんが何卒ご
了承下さい。
弊社iOS 向け製品の販売に関する重要なお知らせ
これはまるで正規のユーザに対し、「問い合わせても無駄」と言っているかのようです。
こんな対応だからこそ、「関係各位との交渉」が不調に終わったんじゃないでしょうかねぇ……
Posted from するぷろ for iPhone.
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