モルタル片落下問題 JR東日本、トンネルの緊急点検始める
1月、東北・上越新幹線のトンネルでモルタル片が落下したことを受け、JR東日本は、トンネルの緊急点検を始めた。
上越新幹線の魚沼トンネルで、2日未明に行われた緊急点検。
1月18日、新潟と群馬の県境にある大清水トンネルで、モルタル片が落ちているのが見つかったことから、国土交通省は、開業から20年以上たつ新幹線のトンネル天井部のモルタルについて、点検を行うよう指示している。
今回の点検は、魚沼トンネルの830メートルの区間で行われ、JRの職員などが目視や打音検査を行い、安全確認した。
JR東日本新潟支社では、上越新幹線の17のトンネルについて、2013年7月までに点検を終えることにしている。