/news_meta/abc/20130202130201s1-osaka-l.asx

大阪・梅田の路上でホームレスの男性らが相次いで襲われた事件で、大阪家庭裁判所は少年４人を検察官送致とする決定を出しました。今後、成人と同じ刑事裁判を受けることになります。

去年１０月、大阪・梅田の路上で、４０代から８０代のホームレスの男性５人が相次いで殴る蹴るなどの暴行を受け、富松国春さん（当時６７）が死亡しました。事件をめぐっては、１６歳から１７歳の少年５人が逮捕され、殺人や傷害などの非行内容で大阪家庭裁判所に送致されていました。大阪家庭裁判所は、１日までに開かれた審判で、５人の少年のうち４人について、「自分のイライラを解消するためにホームレスを襲うというもので、動機に酌量すべき余地はない」などとして検察庁に逆送致する決定を出しました。４人は今後、成人と同じ刑事裁判を受けることになります。