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【暴言暴行】いじめ受け小6転校 学校の対応に不備

2/1 19:11

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奈良教育大学付属の小学校で、いじめがあったことが明らかになりました。6年生の男子児童が同級生からいじめを受け、両親が担任に相談したものの、学校側の対応は甘く、最終的には転校せざるを得ませんでした。

学校の説明によりますと、この児童は5年生だったおととし10月ごろから日常的にいじめを受けていました。同じクラスの男子児童4人から「死ね」と暴言を浴びせられたり、階段から突き落とされたりしたということです。両親が担任に相談しましたが、学校には、「子供同士のトラブル」として報告され、いじめは収まらないままでした。結局、男子児童は去年4月、転校しました。学校側は会見で、「いじめに対して学校の対応に不備があった。担任も含め不備があったということを認定して、再度謝罪をしたという状況です」と話しました。担任教諭は50代のベテランで、自力で問題を解決しようとしたということですが、学校として態度が改まったのは、両親が文部科学省に電話でいじめ被害を訴えてからでした。

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