控訴審では異例となる妻投入の狙いは――。東京高裁で1月28日、生活の党の小沢一郎代表(70)の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、一審有罪となった新党大地の石川知裕衆院議員(39)の控訴審第2回公判が開かれ、石川氏の妻でアナウンサー(休職中)の香織夫人(旧姓阪中=28)が出廷した。
法廷に立った香織夫人は、一昨年までBS11のアナウンサーを務め、石川氏との結婚で“代議士妻”に転身を果たした才女。証人尋問では、石川氏とホームパーティーで知り合ったなれそめから、先月の衆院選で「裁判を控えていることや(元)民主党でイメージが最悪の中での条件だった」と苦労を吐露した。
一方で、石川氏が水谷建設から裏金5000万円を受け取った場所と検察側が認定していた東京・港区の全日空ホテルで、結婚式を挙げたことに触れ、「実際に場所を見たが、オープンな所で(裏金を)渡せない」と検察側のストーリーに皮肉を込めての批判も忘れなかった。
香織夫人の父親もペイントハウス事件で特捜部に逮捕されていただけに肝っ玉は据わっていた。それでも最後は数秒にわたる沈黙の後、声を絞り上げ、「厳しい条件の中、選挙で7万人の方が石川の名前を書いてくれた。政治家として、これからも仕事をさせていただきたい」と涙ぐんで訴えた。控訴審になって、夫人が情状酌量を訴えた背景を永田町関係者はこう指摘する。
「陸山会事件は既に小沢氏の裏金疑惑から石川氏の単なる記載ミスに矮小化されている。ただ微罪とあっても有罪は免れない様相で、焦点は石川氏への公民権停止処分が軽減されるか否かです」
政治資金規正法違反事件では通常、有罪となった場合、5年間の公民権停止となり、選挙権や立候補ができなくなる。新党大地の鈴木宗男代表(64)もこのケースで現在、公民権停止中だ。
ただ、同処分は情状次第で適用なしや期間短縮となるケースもある。政治家にとっては死活問題となる注目の判決は、3月13日。女子アナ妻の涙の訴えは通じるのか。
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