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2013年1月31日(木) 19:14 |
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西大寺会陽を前に「宝木取り」
備前平野に「春」を呼ぶ西大寺会陽です。 2月16日に裸の男たちが奪い合う宝木のもととなる、原木を受け取りに行く「宝木取り」が31日未明に行われました。
31日午前0時、会陽の会場である岡山市東区の西大寺観音院から、9人の使者が出発しました。 菅笠に手甲脚半、草履履きという古来から続くいでたちで、約4キロ離れた芥子山の中腹にある無量寿院を目指します。 到着までの間、提灯の明かりを頼りに、無言で夜道を歩くのが昔からのならわしです。 出発から約40分、無量寿院に到着した一行に、本堂で祈念を受けた一対の原木が授けられました。 使者の一行が西大寺観音院に持ち帰った原木は、削って形を整えられ、2月16日の午後10時に、2本の宝木として観音院本堂の御福窓から投下されます。
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