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【大リーグ】

小林宏之エンゼルスとマイナー契約 トライアウトは免除

2013年2月2日 紙面から

 エンゼルスは1月31日、前阪神の小林宏之投手(34)とマイナー契約に合意したことを明らかにした。招待選手として2月12日からアリゾナ州テンピで始まるキャンプにも参加する。

 球団関係者によると、合意前にトライアウトを受ける可能性もあったが、ディポト球団GMがダイヤモンドバックスでスカウト部長だった時代に日本で小林の投球をじかにチェックしており、試験免除で契約にこぎつけることができたという。

 米国に新天地を求めるしかなかった。ロッテから2010年オフにFA宣言。一時はメジャーも目指したが、最終的に阪神に2年契約で入団した。移籍後は空振り続きだった。11年はシーズン前半に6度の救援失敗を喫し、2軍落ちも経験。先発転向を期した昨季は1軍での登板機会がなく、阪神退団後に受けた古巣ロッテの入団テストでも不合格となった。

 エンゼルスのキャンプでも一寸先は闇だ。ロッテと阪神では計370試合に登板。ロッテ時代は先発の機会が多く、実働12年で75勝74敗29セーブ、防御率3.53をマークした。が、昨季の2軍暮らしが響いて契約内容は最低ランク。いつ戦力外通告を受けてもおかしくないという。

 球団関係者も「急に決まったことなのでひとまず就労ビザを取らずに渡米することになるのではないか」。昨季の不振を打破すべく、メジャーの地で再起を期す。

 

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