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■ 軍用マニア向け! 西独・ツアイス(8×30)のページトップに戻る
戦後のドイツ製軍用双眼鏡としては、ドイツ軍のみならずNATO軍や、その他の西側陣営にも 広く制式採用されたヘンゾルトの「BW」や、シュタイナーの「D12」などが有名ですが、 それより前の1954年にドイツ連邦軍に納入されたのが、このオーバコッヘン(西独・ツアイス)製の軍用「8×30」(※ 別に「6×30」のモデルもあり)でした。軍用品として設計されたモデルですが、 対物レンズに分離型の2枚玉を採用したセミアポ式でコンパクト化・軽量化を企り、接眼ユニットに4群6枚の広角アイピースを採用して広い視野(見かけ視野:68°)を実現しています。基本的には、1957年〜1964年まで生産された民生モデルと、IF式フォーカス以外まったく同じモデルとなります。さらに、第1プリズムの対物からの入射側と射出側でサイズの違う非対称プリズムを採用するなど、 手間やコストも相当にかかっていたために、納入価格も相当に高かったらしくて、軍用モデルとしては、 必ずしもドイツ全軍に広く採用されるまでには至りませんでした。その一方で、グループ傘下企業である ヘンゾルトの「BW」が制式採用されたので、ツアイス=民生品で、ヘンゾルト=軍用品の棲み分けがこの時期に決定されたとも云えます。 モデル単体として捉えた場合、現品はその時代の最新鋭の技術と光学性能とを誇った、間違いなく、 「ハイパフォーマンス・モデル」だったといえます。その分離型の対物レンズも、非対称形の第1プリズムも、 広角型の接眼レンズも、以降1980年代まで西独ツアイス・オーバコッヘンが生産した双眼鏡の ポロ・プリズム式モデルの“最大の売り”であったことを考えれば、そのことは十分に証明されています。モノコート仕様ですが、かなり反射が抑えられ、同じ年代の東独イエナの単層コーティング・モデルよりも、かなり透過率が高くて、視野が“明るく”感じられます。 現品は、完全に分解してクリーニング・OHしてありますので、光学的にはクリア! な状態です。 IFのヘリコイドもグリスアップしてありフォーカシングもスムースです。日常で十分に実用できます。 軍用放出品としてはめずらしくレンズもプリズムもかなり良い状態にあり、コーティングの傷みも、ほとんど認められません。オリジナルの革製レインガードが装着されたストラップが付属します。また、レティクル(=視野目盛)が、右側の接眼レンズに装備されています。軍用品のマニアな方や、コレクターにお奨めできます。 ■古いツアイスや、古い双眼鏡のクリーニング&OHについて、相談に応じますので。 「質問欄」より問い合わせいただくか、 toshiya_ishii@yahoo.co.jp にメールをお送り下さい。 作業工賃については、1台:6,000円 から 8,000円までの金額でお引き受けします。 戦前のツアイス系の双眼鏡のデータやレストア記事、等々を「Facebook」に覚え書きとして、アップしています。「FB」のアカウントをお持ちの方はメッセージを添えて友だちリクエストしてください。興味のある方ならどなたでも閲覧・書き込みが自由にできるように承認させていただきますので。 http://facebook.com/ishii.toshiya
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