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電気料金の値上げに関する経済産業省主催の公聴会で、九州電力の瓜生社長は「値上げができなければ1週間から1カ月、電気が止まる可能性がある」などと述べました。
1日、福岡市で行われた公聴会では、値上げに反対する意見や経営責任を厳しく問う声が上がり、男性の1人は「経営の失敗を消費者に転嫁するのはやめてほしい」と述べました。
これに対して九州電力の瓜生道明社長は「値上げができなければ1週間から1カ月、電気が止まる可能性がある」と述べました。
男性は「瓜生社長の発言は脅しと取られても仕方がない。職務放棄に近い」と厳しく批判し、経営陣の退陣を求めましたが、瓜生社長は「私が代わったとしても値上げしなければ債務超過は避けられない」と答えました。
九州電力は家庭向け電気料金の平均8.51%の値上げを政府に申請していて、ことし4月の実施を目指しています。