尖閣解決「将来世代で」 公明代表、中国に伝達へ公明党の山口那津男代表は21日夜、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立に関し「将来世代に解決を委ねるのは、当面の不測の事態を回避する方法だ」と述べ、事実上「議論の棚上げ」を検討すべきだとの考えを示した。仙台市内で記者団の質問に答えた。 山口氏は22~25日に北京を訪問し、滞在中に中国共産党の習近平総書記との会談を調整しており、中国側にこうした考えを伝える意向も示した。 同時に「日本と中国の主張は対立している。双方がその主張に基づいて実力をぶつけ合うのでは解決できない」と強調した。 【共同通信】
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