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気温上昇 浸水や雪崩に注意を
2月2日 6時33分

気温上昇 浸水や雪崩に注意を

低気圧と前線の影響で、2日は全国的にこの時期としては気温が高くなり、積雪の多い北日本や北陸などでは、急に雪どけが進む見込みで、気象庁は低い土地の浸水や川の増水、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、北海道付近にある前線を伴った低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、2日朝は各地で気温が高めで、東日本や北日本などでは雨が降っています。
午前6時の気温は東京の都心で13度3分と1日の同じ時間と比べると10度余り高いほか、大阪市で10度1分、札幌市で3度4分、仙台市で2度8分などとこの時期としては珍しい、暖かい朝となりました。
2日は低気圧から延びる前線が各地を通過するまでは、南寄りの風が吹いて気温が上がる見込みで、日中の最高気温は静岡市で20度、東京の都心で18度、大阪市で17度、広島市で15度、福岡市で14度、仙台市で12度、札幌市で5度などと、各地で3月中旬から4月下旬並みの暖かさが予想されています。
積雪の多い北日本や北陸などでは急に雪どけが進むため、低い土地の浸水や川の増水、それに雪崩のおそれがあります。
さらに、前線が通過したあとは次第に冬型の気圧配置になって、ほぼ全国的に北寄りの風が強まり、北海道では昼すぎから吹雪になる見込みです。
気象庁は強風や高波、浸水や川の増水、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。

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