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メキシコビル爆発 被害広がる2月2日 7時25分
メキシコの首都、メキシコシティーにある石油公社の本社ビルで起きた爆発は、これまでに死亡した人は32人、けが人は120人を超え、爆発の実態が明らかになるにつれて被害が広がっています。
この爆発は31日、メキシコシティーにあるメキシコ石油公社の本社ビルで起きたもので、石油公社はこれまでに32人が死亡し、121人がけがをしたことを明らかにしました。
建物の内部や地下は爆発による損傷が激しく、警察や消防は、まだ取り残されている人がいる可能性があるとして、救助犬を出すなどして捜索を続けています。
今のところ爆発の原因は明らかになっていませんが、石油公社のCEO=最高経営責任者のロゾーヤ氏は、地元メディアのインタビューで「状況を見ると事故のように思われる」と述べています。
また、地元メディアは地下室にたまっていた何らかのガスが引火して爆発した可能性があるとの見方を伝えています。
今回の爆発を受けて、メキシコのペニャ大統領はインターネットの投稿サイトで哀悼の意を示したほか、メキシコ議会の議事堂では議員らが黙とうをささげ、犠牲者を悼みました。
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