兵庫県川西市で、いじめを受けていた男子高校生が自殺した問題で、第三者委員会の会合に初めて出席した両親は「同じことが起きないように自分たちの意見を役立てて欲しい」と述べました。
去年9月、川西市の県立高校2年の男子生徒が自殺した問題で、県は臨床心理士や弁護士など4人からなる第三者委員会を設けて、いじめの実態解明を進めています。
これまで委員会では、高校側から話を聞いていましたが、先月31日初めて、男子生徒の両親からの聞き取り調査を始めました。
「うちの息子のようなことがないように。もし万が一なったときの対応を、きちんと提言してまとめてくださったら、今後のために」(男子生徒の母親)
委員会は、今年3月末までに、提言をまとめる方針です。 (02/01 08:09)
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