絶園のテンペスト8巻v林田力レビュー

『絶園のテンペスト8巻』で遂に不破愛花の死の真相が明かされる。あまりに衝撃的な真相であった。真相を知った吉野やマヒロの冷静さに、良くも悪くもキャラクターとしての強靭さがある。真相を知って怒り、泣き叫ばないことの是非については意見が分かれるが、普通とは異なるキャラクターを描くことには成功した。タイムスリッパーが過去を変えるのではなく、タイムスリッパーの過去の言動が現在を作っているという筋書きも練られている。
はじまりの樹に対しては最終試験という新たな説が提示される。この考え方に立つならば世論の大勢に反し、それを出し抜く形で突破しようという主人公達の方針には疑問が残る。結果オーライや終わりよければ全てよし的な帰結は最終試験の趣旨に反している。そのようなスタンスは物語を積み上げてきた過程を嘲笑する自己否定になる。クライマックスに向けて、さらなるどんでん返しがあるか、注目したい。林田力wiki
http://blog.livedoor.jp/hayariki2/

東急不動産係長逮捕事件が明るみに

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東急不動産係長逮捕事件が明るみに出ることは、不動産業界の健全化に資することになる。この種の犯罪者は女性に暴力を振るうか、ストーカーになる。女性社長が殺されなくて良かった。女性社長は怖かっただろう。険しい岩山や氷壁を登っている時に押し寄せてくるアドレナリンを発散させるような恐ろしさではない。腹のそこからジワジワとこみ上げてくる、もっと陰湿な恐怖である。
高田知弘には同情の余地はない。惨めな人物である。いい年をした人間が情けない。クズの典型である。人格が歪んでいる。人格形成に失敗した事例である。まともな母親ならば「こら知弘、母ちゃんは情けなくて涙が出るよ。勘当だよ。私の目が黒いうちは、家の敷居はまたがせないよ」と叱るだろう。あまりにもアホ過ぎて、こき下ろす言葉も見つからない。
犯行動機は恐らく逆上であろう。自分がうまくいかないと、プライドが許さなかったのだろう。「俺は賢い、俺に逆らう者はバカだ」くらいに思っていたのだろう。世の中は何でも自分の思うようになるとでも勘違いしていたのだろう。甚だしい思い上がりである。人のためになる仕事はできない人物である。高田知弘は一生一人で暗い道を歩むべきである。自分の卑劣さをかみしめながら、自分の罪を一生抱えていくがいい。
東急不動産ソリューション営業部係長・高田知弘の脅迫電話逮捕事件はインターネット上にも衝撃を与えた。「番号非通知で身分隠して無言電話なんて、逃亡・罪証隠滅のおそれ十分じゃん 逮捕されて当然」との声が出た。また、「東急不動産の関わる住宅ってほんとセンスないわ」と東急不動産の本業の問題も指摘された。
http://book.geocities.jp/hedomura/

ブラック士業は社会問題

ブラック企業が社会問題になっているが、ブラック士業(ブラック法律事務所)も問題として認識されつつある。ブラック弁護士法人は弁護士としての使命感や倫理観がなく、利益のために反社会的で違法性の高い業務に手を染める事務所である。

悪徳弁護士だけでなく、悪徳行政書士や悪徳社労士を含めてブラック士業とも呼ばれる(「ブラック企業に入れ知恵する“ブラック士業”が暗躍中」日刊SPA! 2012年12月4日)。弁護士個人の異常性に着目してモンスター弁護士とも呼ばれる(林田力「宇都宮健児日弁連新会長の課題はモンスター弁護士の排除」PJニュース2010年3月27日)。

「『ブラック事務所』と言われるところは、違法すれすれの危ない業務でも、時にはあからさまに違法な業務でも平然と手を出すことが特徴であり、同業者の非難にもかかわらずブラックな需要に応える(あるいは弱い依頼者を食い物にする)ことで生き残っている法律事務所です」(黒猫のつぶやき「「ブラック」な法律事務所に務めることの危険」2012年12月8日)

ブラック弁護士法人は三重の意味でブラックである。第一にブラック弁護士法人の労働条件はブラック企業と同じである。第二にブラック弁護士法人はブラック企業の指南役になっている。第三にブラック弁護士法人はブラックな法律論を展開し、司法への信頼を破壊する。法を守る弁護士が率先して労働法などの法律を無視する点で世の中のブラック企業以上に悪質である。
http://www.hayariki.net/3/13.htm
過酷な労働条件で働かせ、身体や人格が壊れるまで使いつぶし、自己都合退職に追い込む「ブラック企業」が横行している。大規模で過酷なリストラも増えている。今野晴貴POSSE代表は「経済界や社会がブラック企業を社会の敵だと捉え、一致して行動すること」が必要と指摘する(西頭恒明「「ブラック企業」が日本の若者を使いつぶす」日経ビジネスDigital 2012年12月19日)。

鈴木剛・東京管理職ユニオン書記長「会社を選ぶときも、目先のギャラではなく、定着率や相談できる部署や組合があるなど、長い目で続けられる会社にしないと、一見インセンティブが高くて、給料がよくても、ひどい目に遭い、それで身体を壊して再就職がままならなくなった人はいっぱいいます。」(佐々木奎一「解雇最前線の実態 リストラ部屋、コンサル活用、急な出向…」サイゾー2013年1月20日)。

「ひどい言葉で侮辱したり、大変な仕事を平気で押しつけたりする上司や同僚に対して、言い返さずに黙々と働いていればいつか相手の態度が変わるかというと、そんなことはほとんどありえない。」(片田珠美「【精神科女医のつぶやき】イソップはウソつき? 「根性曲がり」につける薬なし」MSN産経west 2013年1月24日)

ルパン三世お宝返却大作戦v林田力wikiレビュー

ルパン三世お宝返却大作戦はテレビスペシャルである。死亡した大泥棒マークのトリックダイヤを獲得するため、彼の遺言にしたがって、彼が盗んだ品物を元の場所に返却していくという一風変わった展開である。
敵勢力には次元大介や石川ゴエモンの好敵手が用意されており、バトルも充実している。オートマチックへの嫌悪など次元の狙撃手としての職人的なポリシーが披露される。銭形警部とルパンの逮捕・逃走シーンは似たような展開を繰り返しており、笑いを誘う。林田力wiki
http://blog.livedoor.jp/hayariki2/

ブラック士業研究

ブラック士業は人間を廃人や脱け殻に変える場所である。ブラック士業の幹部は手柄の横取りと責任転嫁に終始する。ブラック士業に良心を求めることは暗雲の垂れ込める空に晴れてくれと説得するようなものである。
ブラック企業が社会問題になっているが、ブラック法律事務所(ブラック弁護士法人)の問題も認識されつつある。悪徳弁護士だけでなく、悪徳行政書士や悪徳社労士を含めてブラック士業とも呼ばれる。ブラック法律事務所は三重の意味でブラックである。
第一に世の中のブラック企業と同様に従業員を酷使して使い捨てにする。労働法無視の法律事務所である。法を守る弁護士が率先して労働法を無視する点で世の中のブラック企業以上に悪質である。
第二にブラック法律事務所はブラック企業の指南役になっている。ブラック法律事務所がブラック企業に違法なパワハラや給与カット、サービス残業強要などの悪知恵をつけている。業種も異なり、互いに接点のないブラック企業が同じようなブラックな手口を採っていることを不思議に思ったことはないだろうか。これはブラック法律事務所が複数のブラック企業の顧問弁護士となってブラックな手口を指導しているためである。ブラック法律事務所の撲滅がブラック企業撲滅の第一歩である。
第三にブラック法律事務所は弁護士への信頼を破壊する。サービス業のブラック企業は低価格で消費者にサービスを提供する側面もある。しかし、ブラック法律事務所はブラック企業のような違法前提の依頼人を除いて関係者に害悪しか及ぼさない。利益至上主義のブラック法律事務所にとって一般の依頼人は搾取の対象である。
ブラック法律事務所の最大の被害者は訴訟や交渉の相手方である。依頼人は騙された面があるとしても、自らの選択でブラック法律事務所に依頼した。これに対して相手方は巻き込まれた存在である。ブラック法律事務所からデタラメな根拠で損害賠償を請求されたケースがある。
ブラック法律事務所はゼロゼロ物件などの貧困ビジネスもクライアントにする。ゼロゼロ物件では家賃滞納者への暴力的な追い出し行為が社会問題になった。住まいの貧困に取り組むネットワークなどの活動で、追い出し屋への社会的な批判も高まった。このためにゼロゼロ物件業者はブラック法律事務所を代理人にして建物明け渡し請求をする方向にシフトしている。真っ当な弁護士ならば手掛けない貧困ビジネスをブラック法律事務所では企業法務と称している。林田力wiki
http://hayariki.net/
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