(2013年2月1日 17:12)
九州電力が申請する電気料金の値上げに利用者の声を反映させる経済産業省の公聴会が、1月31日に続き2月1日も福岡市内で開かれ、批判意見が相次ぎました。
1日は九州電力の値上げ申請に対し、一般の電気利用者9人が意見を述べました。
利用者からは、「役員報酬が高い」、また「原発に偏った経営」という批判が相次ぎました。
「値上げしない場合九電はどうなるのか?」という問いかけに、瓜生社長は「債務超過になり燃料を買う金がなくなり、1週間から1か月電気が止まる可能性がある」と述べ、それに対して利用者は、「(社長の言葉は)脅しととられても仕方がない。
われわれは電力会社を選べない」と批判しました。
公聴会終了後、九州電力の瓜生道明社長は「やはりまだまだ原子力の安全性に対する不安は非常に大きいと痛感しました」と、この2日間の感想を述べました。
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