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放送内容


1月30日(水)

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メインテーマ後悔しない夫婦げんか術


出演者

専門家ゲスト:佐藤綾子さん(日本大学芸術学部教授)
ゲスト:浜島直子さん(モデル)、玉ちゃんさん(タレント)
リポーター:中谷文彦アナウンサー

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今回のテーマは夫婦げんか。あさイチのアンケートでは、7割以上の人が「夫婦げんかをする」と答えました。でも、一口にいってもいろいろな夫婦げんかがあります。今回は特に「ささいな事から始まる日常的なけんか」に注目しました。「それは当人同士の問題。大したことではないのでは?」と思われるかもしれませんが、取材してみると、「軽いけんかだけに相談しづらい」、「深刻なけんかではなくてもストレスがたまる」など、日常のけんかを何とかしたいという方が多いことがわかりました。大きな悩みは二つ。(1)いつの間にかエスカレートしてしまう(2)けんかになると夫が黙ってしまい、いらいらする。というものです。
さらに、「夫がダンマリ沈黙の戦い」。実際に悩んでいらっしゃるというご夫婦を取材、専門家と共に解決策を探りました。また、放送作家の鈴木おさむさんと、妻の森三中・大島美幸さんご夫婦も取材。必ずその日のうちに仲直りするという、お二人ならではのけんか術をお伝えしました。

お悩み(1)ささいな事がいつのまにかエスカレート

ささいなきっかけで始まり、いつの間にか激しくどなり合ってしまうというご夫婦を取材しました

けんかの時のやりとりをまとめたのがこちらの図。夫が担う家事に対し、妻が「もう1回やって!」などダメ出し。夫が「やっていることへの感謝は?」と怒るというパターンが多いことがわかりました。

どうすればエスカレートせずにすむのか?

専門家の佐藤さんによると、このご夫婦、夫が繊細で言葉に敏感なタイプ。だからダメだしには人一倍傷つくそう。必要なのは、まず夫にありがとうということ。しかし妻も、夫からありがとうといわれていないため、自分からはなかなか素直に言えない。佐藤さんが授けた作戦は、「ふだんの親密度を増すことで、夫に感謝の言葉やほめる言葉が言いやすくなる」というもの。妻は日常的に夫へのタッチを繰り返し、にこっとして目を合わせるよう努力しました。すると・・・本当に、素直な感謝の言葉が出やすくなり、けんかがエスカレートしなくなりました。

夫婦げんか中の会話にもご注意

「収入に関する言葉」「親や兄弟姉妹の悪口」は、禁句。夫の怒りが増しやすい言葉です。
また、「あのときもそうだった・・・」と過去の事を持ち出すのも、相手だけでなく自分の怒りを拡大するばかりなので注意。また「いつも出来ないんだから!」という言い方は、時に「いつもじゃない!5回に1回くらいは出来てる!」と頻度や回数への認識の違いが火種になるので避けたほうがよいそうです。

鈴木おさむさん&大島美幸さんご夫妻に聞く

結婚11年目のお二人。夫婦げんかも頻繁にしますが、独自のルールで愛を深めています。
「けんかしていても笑ったら負け。その時点でけんかを止める」
「夫の成長を見て、散らかしたとしても長い目で見守る」
「交換日記で、ちょっとしたお互いの気持ちを伝え合う」

お悩み(2)夫がダンマリ 静かな戦い

妻が文句をいっても、夫がすぐに押し黙ってしまい、お互いにストレスがたまる、というご夫婦を取材しました

その「静かなるけんか」ともいうべき夫婦げんかの様子を撮影させていただき、専門家(恋人・夫婦仲相談所 二松まゆみさん)に対策を教えてもらいました。

<対策>
(1)タイミング
起き抜けや帰宅直後など、夫の心にゆとりのないときに文句を言わないようにする。お茶を一杯のんで落ち着いてから、など、相手の状況を見た上で話すと、話し合いやすい。
自分の怒りもおさまる。

(2)怒りを静める方法
タイミングの大切さはわかっても、夫の行動に腹を立てたときにすぐに文句をいわずに踏みとどまるって難しい!という方に。「何でもお願い券」というものを作る。「子どもを夫にあずけ、妻は遊びにいく」など、相手に対しペナルティーとなるような要望を書く。
そして、夫がけんかの種になることをしたら、この券に書いてある内容を妻は実行できる、というルール。これがあれば、とっさの怒りをおさめやすい。逆に夫側からも、妻が不適切なタイミングで怒ったら使える券を用意しておく。

(3)改めて話し合う機会も
自宅以外の場所へ行き、我慢して言えなかった事や、将来に向けた要望などを話し合う場を設ける。環境を変えることで、冷静に話しやすい。互いの気持ちを確認することで、けんかの時も話し合いやすくなる。

二松まゆみさんの著書

「夫婦の幸せ循環を呼ぶ秘訣」講談社+α新書

そのほか、夫のタイプ別の、妻の対策

夫が威張り屋

夫が威張り屋の場合は、否定すると火に油を注ぐだけなので、とりあえず「はい」と言う。
夫はその言葉を聞きたいだけ。

お互いに意地っ張り

夫婦ともに意地っ張りだと、仲直りするタイミングが分からない。
親しい間柄であればあるほど、改まって謝ったりと言うことが出来にくくなる。
そこで、言葉に頼るのではなく、夫から妻へ花を買ったり、妻から夫へ好物を作ったりして、仲直りする方法がオススメ。

※個人の方のご連絡先は、お答えしておりません。


出演者の関連情報出演者の関連情報
●著書
<佐藤綾子さん>
・『相手と自分の心をひらくたった2つの方法』(WAVE出版)

視聴者のみなさまへ
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