あらすじ - 美味しんぼのあらすじ |
生きた宝石
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港かおりは、ここ二、三年幾つか賞を取って有名になった舞踏家で、今日は友人である典子を訪ねて文化部に来る。かおりは、日本の会社がスポンサーになって海外での公演を予定していたが、バブル経済がはじけたためこの話は中止となってしまったのでがっかりしていると話す。この話を聞いた富井は、かおりを元気づけるために今夜は御馳走すると申し出る。 皆は岡星に行く。山岡は、岡星のカウンターにはいり、調理をする。ところが山岡の心づくしの料理を食べながら、かおりは泣きだしてしまう。皆が色々と気遣ってくれるのに、自分は新しい舞台を創作するのに必要な感動する心が失せてしまったとかおりは告白し、岡星を後にする。そんなかおりを見送りながら、ゆう子は、創造力をかきたてるような刺激を与えればよいのではと話す。 ある日、小泉が (C)Tetsu Kariya, Akira Hanasaki All Rights Reserved. 数日後、富山県の滑川漁港には、ホタルイカ漁を取材に来た山岡たちとかおりの姿がある。一行は、船に乗り、ホタルイカ漁を見学し、取れたてのホタルイカを踊り食いする。かおりは、こんなに美しくて美味しい食べ物は食べたことがない、まるで生きた宝石だわ、とホタルイカに感動する。ホタルイカはこんなに小さい体で人間を感動させられるのに自分はぼんやりしていられない、東京に戻ったらがんばる、とかおりは元気を取り戻す。そして、元気を取り戻したかおりの新作舞踏公演は、大成功し、海外からの招待が相次ぐのだった。 【メニュー】 ○ホタルイカの踊り食い ○ロブスターの炒めものネギとショウガ風味 ○マグロの大トロを炭火であぶったもの ○マグロ 【食材】 ○ホタルイカ ○ロブスター ○ネギ ○ショウガ ○マグロの大トロ ○塩 【登場人物】 ○山岡 士郎 ○栗田 ゆう子(山岡 ゆう子) ○小泉 鏡一 ○富井 富雄 ○岡星 精一 ○田端 絹江(荒川 絹江) ○花村 典子(三谷 典子) ○岡星 冬美 ○港 かおり ○砂子 【季節】:春 【舞台】:富山県 【料理】:和食 |
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