2012年の振り込め詐欺被害は6,401件 被害総額は約161億円
2012年の1年間の振り込め詐欺の被害総額はおよそ161億円で、1件あたりの被害額が増えていることがわかった。
また、未公開株や社債などの購入を持ちかける詐欺も急増している。
警察庁によると、2012年の1年間の振り込め詐欺は、6,401件発生していて、被害総額は161億円余りとなっており、1件あたりの被害額は、平均272万円で、前の年に比べ59万円多くなっている。
手口では、「現金受け取り型」が増えているが、「だまされたフリ作戦」などによる捜査で、検挙人数も増えていて、このうち35%が暴力団関係者だという。
また、振り込め詐欺以外では、未公開株や社債の購入などを持ちかける詐欺が1,980件と、前の年に比べて、1,200件以上多くなっている。