Eタウンクラブ
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前回放送分のEとこどり
広島にできるのか? 「夢の構想・サッカー専用スタジアム」
「中国の故事からの言葉で、つまり言い出しっぺからまず行動しよう、ということです。サッカー専用球場に関しても、公約とした市長、当事者のサンフレッチェ社長などから、行動を起こすようにして欲しいですね。」
コータリ人形
■急浮上の構想・夢と現実
 1960年代にはスポーツ王国として全国にその名を馳せた広島。サッカーにおいても数多くの優れた功績を上げていましたが、残念ながら近年はあまり芳しくなく、サンフレッチェ広島もJ2の降格が決まってしまいました。ところが2月の市長選で当選した秋葉市長から、公約として、もともと陸上競技用の広島スタジアムとビッグアーチに代わる、「サッカー専用球場」の建設支援が挙げられたことからサッカー場建設の動きが急加速。日本サッカー協会の川渕三郎キャプテンも「J2に降格しても逆にもっと応援しよう、という動きがあるのは非常にうれしいこと。私も個人的に寄付してもいいくらい」と声援を送ります。藤田県知事、県サッカー協会の野村尊敬会長、サンフレ後援会の宇田誠会長も、新球場案を歓迎。ぜひ実現したいと好意的に受け止めています。
「公約に出たといっても、正確には建設支援をする、という意味のようです」
■球場建設の課題と現実
 サッカー専用球場の建設にあたって、大きな問題となるのはやはり資金と土地。ヤード問題なども抱えたままで、果たして実現は可能なのか、そして市民の反応は?というのが気になるところです。土地問題は、候補地の絞込みもこれから行うということで、まだまだ時間がかかりそう。秋葉市長によると、ヤード跡地に新球場を作ってから、現在の市民球場をサッカー専用球場の候補としても考えているとのことです。Eタウンクラブによるアンケートでは、以下のような結果が出ています。半数近くが必要と答え、期待が持たれていることがわかります。
◎広島にサッカー専用球場は必要か
▽必要・・・47%
▽不要・・・32%
▽わからない・・・21%
◎必要だと思う理由(複数回答可)
▽迫力感が違う・・・31%
▽プロとしてホーム球場が必要・・・30%
▽広島市のシンボルとして・・・25%
▽公約にあったから・・・7%
▽他球団が持っているから・・・7%
■キーマンに聞く!サッカー専用球場のビジョン
<県サッカー協会 野村尊敬会長>
◎専用球場のイメージ
「デパートの上にスタジアムがあるのを中国で見たんですが、ああいう風に土地を有効利用して、いろんな設備を入れてコミュニティータウンのような存在にしたいですね」
◎専用球場構想が出てきた理由
「去年のサンフレ株主の感謝の集いのとき、広島にも専用球場がほしいね、という話を県知事と市長と一緒に話していたんですが、それが次には公約になっていたという・・・(笑)」
◎ 市民球場が候補地として挙げられていますが・・・?
「やはり、個人的には広島スタジアムをなんとかできればそうしたい、というのが本音です。海島博跡地なんかも交通の便はなかなかいいとは思うんですが」
◎課題と気運は
「これまでできればいいな、という認識だったのがぜひやろう、という動きになっていますからね。確実に進んでいると思います」
「正直、ブラジル誘致ができなかったことはかなり悔しかったようで、専用球場ができた際にはぜひ、という思いを感じました」
<サンフレッチェ広島 久保允誉社長>
◎専用球場のイメージ
「日本の球場は欧州のトップが見たときに、“ゴーストスタジアム”と言われるんです。サッカーの試合のとき以外にぜんぜん使われていない、ということで。私はコミュニティの場として、店舗なども入れつつ、常に利用される場所にしたいと思いますね」
◎市民球場が候補地として挙げられていますが・・・?
「まあいろいろな関係で建設可能かどうかはわからないんですが、交通の便から考えると、三角州の中はいいと思います。私としては広大跡地なんか非常に広いしいいなあ、と前を通るたびに考えてますが・・・」
◎市長への要望は
「まず、土地を安く提供してもらいたいですね。モスクワでは広大な土地を市が1ルーブルで譲ったということもありますし・・・(笑)。それぐらいの太っ腹さがほしい。あとは上物を試算をしながら考えていかなければいけませんが、私がデベロッパ−を請け負ってもいいとの気概を持ってやります」
「この今後の動きによっては、Eタウンのほうでもヤード跡地問題のようにキャンペーンを組むかもしれません」
「サッカー球場の実現に関しては、市長もサンフレもみんながやりたい、と思っているので大丈夫だと思いますよ」
田口アナのちょっとEでしょ
田口アナ 上海に“仕事で”(月刊プレイボーイの)行っていた神足さんが、お土産に中国緑茶を買ってきてくださいました。さっそく試させていただくと、独特のほろ苦さがものすご〜く美味しい!味も日本の緑茶とは少し違うんですが、お茶の葉も違う感じでした。日本のより少し大きい気が・・・。過去、ウコン茶やソバ茶、ルイボスティーやハーブティー、抹茶など色んなお茶にはまってきた“お茶好き”の私、今度は中国緑茶にはまりそうです(^ ^)
川島キャスターのここだけのはなし
川島キャスター 最近読んだ「未来の地獄」というタイトルのエッセイは笑えた。筆者は「サザエさんのテーマ」を聞くと憂鬱になるという。なぜなら「ああ月曜日が近づいてきた」と感じるからで、「また会社で仕事嫌だなー」につながる。そんな後ろ向き発想ではなく今は自分の時間なのだから「今の王様」になるべきで「未来の地獄」を連想してはいけないのだがどうしても云々という内容です。「あるある同感」という方も多いと思う。「雨の日と月曜日は」という歌もあるぐらいで月曜日は昔から不人気なのだ。時々月曜日を休んで「最高の日曜日」を楽しみたい。なに?同じ事だ?まあ気の持ち様で。
《03年3月22日 Eタウン》
気になる追跡「あれはその後どうなった」
  2003年度もスタートしましたが、今週は昨年取材し、放送した特集のその後を追跡取材し、変貌振りを垣間見ます。去年6月に放送した東広島市のベンチャー企業が開発した段差解消用昇降機付き車椅子は、その後実際に発売されヒット商品に。利用者の声を参考に、新たな商品開発に乗り出していました。この他交通結節点の横川、宇品のターミナルの変貌振りなども紹介します。
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