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教員免許無効で生徒が補習授業1月31日 20時59分
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埼玉県本庄市にある私立の高校で、英語の男性教師が教員免許が無効な状態で授業を行っていたことが分かり、200人の生徒が補習授業として、およそ80時間分の授業などを受け直すことになりました。
埼玉県などによりますと、本庄市にある私立本庄第一高校で、英語を教えていた40代の男性教師が教員免許を更新せず、無効なまま授業をしていたことが今月中旬、分かりました。
男性教師は免許が無効となった去年4月に、東京の人材派遣会社から非常勤で派遣され、1年生と3年生の合わせて200人の生徒の授業を1年近くにわたって担当したということです。
免許が無効な教師の授業は単位が認められないため、200人の生徒が補習授業として、およそ80時間分の授業などを受け直すことになりました。
卒業が近い3年生について、高校は、来月中旬まで週20時間程度の補習授業やレポートなどの提出を求めることにしてます。
本庄第一高校の吉田秀也・教頭は「教師の免許の状態について派遣会社に確認すべきだったが、しておらず大変申し訳ない。生徒たちが無事、卒業できるよう対応していきたい」と話しています。
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