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【歴史に幕】大丸新長田店 きょう閉店

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阪神淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の大丸新長田店が36年間の営業を終え、きょう閉店を迎えます。

店員は、「本日いよいよ最終日で、ご案内となりますので!」とPRしていました。きょうが営業最終日となる大丸新長田店では、日用品や食料品などすべての商品が特別価格で販売され、朝から地元の常連客らが詰め掛けました。18年前の震災で周辺が壊滅的な被害を受ける中、大丸は、震災の1ヵ月後から営業を再開しました。その年の売り上げはおよそ130億円を記録しましたが、震災で長田区の人口が激減したことや競合店の増加などで売り上げが落ち、閉店が決まりました。常連客は、「残念です。そりゃ寂しいですね」「震災後すぐに開店して、服とか無かったので、すごく助かった」と話しました。きょうは午後8時で営業を終え、35年9ヵ月の歴史に幕を下ろします。

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