東大の特別コーチに就任した桑田真澄氏(44)が1月27日、東京都文京区の同大グラウンドで初指導した。マウンドから実際に投球を披露するなど実技を織り交ぜて熱心にアドバイスし、選手は真剣な表情で聞き入った。
桑田氏はノックをした後、自ら華麗な守備やピッチングを見せてプロ仕込みの技術を“伝授”。座学では野球に臨む姿勢や投球理論などを教えた。「根性や気合で結果は残せない。考えて考えてやっていくことを伝えたい」と持論を展開した桑田氏は「本当の野球の楽しみを味わってもらうためにも、1勝でも多く勝ってもらいたいと思っている」と意気込んだが、球界関係者の間では今回の“コーチ就任”が「次期巨人監督レースへの強烈なアピールでは」ともっぱらだ。
昨年までの桑田氏は「ポスト・原」の有力候補として江川卓氏(57)、落合博満氏(59)らとともに、その存在が注目されていた。ところが昨年末の松井秀喜氏(38)の引退で、風向きが急変。渡辺恒雄会長(86)の「原君のあとは松井君が最適だ」とのラブコールにより、原監督が松井氏を指導者として育てながら長期政権→松井氏への禅譲、さらには高橋由伸(37)へバトンタッチとの流れが新たな“既定路線”となってしまった。
桑田氏も一時は渡辺会長から指導者としての復帰を熱望されていたのだが…。DeNAの監督候補として名前が挙がった際も「巨人復帰の目があるから断った」とも言われている。さらに「読売内部にも“桑田に監督を”という声はあったが、コーチ経験がないのがネックだった」(関係者)だけに、大学野球とはいえ、指導者としての経験を積み、さらに結果を出してアピールに成功すれば、再び注目は集まる。桑田氏の巨人監督は、ある意味で東大の成績が握っているとも言えるかもしれない。
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