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B787 バッテリーとトラブル関連確認できず1月31日 20時59分
トラブルが相次いでいるボーイング787型機について、全日空は、これまでに合わせて10回、所有する機体のバッテリーを交換していますが、国土交通省は、それぞれのケースを調べた結果、バッテリーが焼け焦げ、緊急着陸したトラブルとの関連は確認できなかったとしています。
全日空のボーイング787型機が、緊急着陸したトラブルについて、国の運輸安全委員会は、バッテリーが異常な高温になり焼け焦げたとみて、バッテリー本体や関連する電気系統を詳しく調べています。
787型機について、全日空は不具合の表示が出たため、先月までの8か月間に、合わせて10回バッテリーを交換したほか、日本航空も、所有する機体のバッテリーを、これまで数回交換したということです。
このため、国土交通省が、それぞれのケースについて調べたところ、いずれも発熱につながる不具合はなく、今回のトラブルとの関連は確認できなかったとしています。
一方、バッテリー本体に過剰な電気が流れ込むのを防ぐ充電器を詳しく調べるため、運輸安全委員会は、1日、この装置を製造したアメリカの部品メーカーに、事故調査官1人を派遣することにしています。
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