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生活保護費着服で元暴力団員ら逮捕1月31日 22時50分
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さいたま市で生活保護の受給者の入居施設を運営している元暴力団員の会社社長ら5人が入居者の保護費25万円余りを着服したとして逮捕され、警察は、これまでに着服した総額が6000万円余りに上るとみて調べています。
逮捕されたのは、さいたま市見沼区で生活保護の受給者の入居施設を運営している会社の社長で元暴力団員の久保好明容疑者(75)と元NPO法人理事の宮岡昭治容疑者(44)ら5人です。
警察の調べによりますと、久保容疑者らは、去年2月から6月にかけて、施設の入居者3人が受給していた生活保護費の一部25万円余りを着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
警察によりますと、久保容疑者らは、施設の運営をNPO法人から会社に委託された形にして、見沼区内の3つの施設におよそ70人の生活保護の受給者を入居させていたということです。保護費は施設が管理していて、警察では、入居者1人1人の毎月の保護費の中から食費などを除いた2万円程度を着服していたとみています。
警察の調べに対して、久保容疑者と宮岡容疑者は「横領した金は自分のために使った」などと容疑を認め、ほかの3人は容疑を否認しているということです。
警察は、久保容疑者らがこの6年間に6000万円余りを着服していたとみて調べています。
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