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【サッカー】香川“麻也超え”絶妙アシスト!! プレミア初日本人ダービー2013年2月1日 紙面から
【マンチェスター(英国)原田公樹】イングランド・プレミアリーグで初の日本人ダービーが実現した。30日、6試合を行い、日本代表MF香川真司(23)の首位マンチェスター・ユナイテッドがホームで同DF吉田麻也(24)とFW李忠成(27)のサウサンプトンに2−1で逆転勝利した。香川は左MFとして先発し、前半8分にFWルーニーの同点ゴールをアシスト。後半は右MFとして28分までプレーした。吉田はセンターバックでフル出場して奮闘。ベンチ入りした李は出場しなかった。 軽業の浮き球パスに本拠地オールドトラフォードがどよめいた。開始3分で失点して迎えた前半8分。香川はゴール手前中央でこぼれ球をポ〜ンと浮かせ、吉田の頭上を越し、ゴール前へ落とす。走り込んだルーニーが右足で同点ゴールを決めた。「いい形でした。いますごくコンディションがいい。いい形でアシストできたことはいまの状態を物語っている」。マンU史上、あまり見られなかった華麗なラストパスに7万5600人の大観衆は、拍手と歓声を送った。 2分後、左横からの絶好のシュートはポストにはじかれた。 「コースを狙ったけど…。1ミリ2ミリの差の世界かな」 とはいえ、この日の香川は自信に満ち、楽しそうだった。左MFのポジションで攻守に活躍。前半はマンU移籍後、ベストゲームだったろう。 「前半はいい形が多かった。でも、もっともっとできる」 同27分にルーニーが2点目を決めて逆転、後半はサウサンプトンの攻勢に苦しみ、香川は右MFとして巻き返しをはかるが、チーム全体が押し込まれ、前半ほどは見せ場をつくれず、後半28分に途中交代した。 「もっとインパクトを残して、90分出られるよう頑張りたい」 プレミア初の日本人ダービーで香川は強烈な個性を発揮し、未来への課題も得て、日本サッカーの歴史をまた一歩前進させた。 (原田公樹) PR情報
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