【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングのマクヌーニー最高経営責任者(CEO)は30日電話記者会見を開き、発煙トラブルで運航停止となった最新鋭機787のバッテリーについて「選択の間違いを示すものは今のところない」と述べ、設計や種類を変更しない考えを明らかにした。
787は、民間航空機として初めてリチウムイオン電池を採用。国土交通省などが製造元を立ち入り検査するなどして原因を調べているが、マクヌーニー氏は「リチウムイオン電池は航空機に適している」とし、今後も搭載する方針を示した。
787の生産計画について「予定通り進める」とした。