01/31 18:57 更新
厳しい声が相次ぎました。九州電力が目指す4月からの電気料金の値上げについて、経済産業省が31日、地元の声を聞く公聴会を福岡市で開きました。陳述人は「経営努力もしないで、原発再稼働なければ再度値上げをするという九電の脅しをそのまま認めることはできません」「原発を再稼働させるつもりなんでしょ?」などと訴えていました。公聴会は、26人の意見陳述人が出席して午前9時から始まり、「役員報酬や社員の給与が市民感覚とかけ離れている」「原発の再稼働ありき」などと九電批判が相次ぎました。九電は去年、家庭向けで平均8.51%の値上げを経産省に申請。31日には瓜生社長も出席して「人件費削減や安全対策の努力はしている」などと説明し、理解を求めました。公聴会は1日までで、経産省は3月までに認可を判断します。