01/31 12:06 更新
4月から九州電力が電気料金の値上げを申請していることをめぐり、国が31日、市民の意見を聞く公聴会を福岡市で開いています。経済産業省が主催した公聴会では、参加した市民から原発の再稼働に反対する声が集中しています。これに対し九電側は「原発の再稼働がない場合、電気料金の引き上げをさらに検討しないといけない」などとして理解を求めるやり取りが続いています。九州電力は、今年4月からの電気料金について家庭向けで8.51%、企業向けで14.22%引き上げたいとしています。経産省は国民の声を聞く公聴会を来月1日も予定しているほか、メールや書面などでも意見を募集しています。