(2013年1月31日 17:08)
経済産業省は、九州電力が申請した、電気料金値上げに利用者の声を反映させる公聴会を、31日福岡市で開きました。
九電が、家庭向け電気料金で平均8.51%の値上げを申請していることに対して、31日、一般の電気利用者25人が意見を述べました。
会場で九州電力の瓜生社長は、値上げを予定する電気料金の原価に役員報酬だけではなく、顧問と相談役の報酬も織り込んでいることを明かし、「相談役・顧問計3人で年間8900万円を織り込んでいる」と述べました。
この高額報酬に対しても批判意見が相次ぎました。
一般の利用者は、「OBだと思うが、3人で8900万円。
なんでこんなに高いのか」と述べました。
他にも、利用者からは「九州電力の経営悪化は、維持・管理費が莫大にかかる原発に依存してきた結果だ」と、原発に対する批判意見が出ていました。
公聴会は2月1日にも開かれます。
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